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周りの人が新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種しているかどうかは、今年のホリデーシーズンの米国人の過ごし方にも影響を与えそうだ。世論調査会社ハリス・ポールの最新調査によると、接種済みの米国人はおおむね、未接種の家族や友人とは、年末の休暇中も含めて一緒に過ごすのをためらっていることがわかった。

9月17〜19日に米国の成人2055人を対象に実施された調査によると、新型コロナワクチンを接種済みの人(1454人)で、ホリデーシーズンに未接種の家族や友人と一緒に過ごすことに「きわめて」あるいは「かなり」抵抗を感じると答えた人は50%にのぼった。

逆に、ためらいを感じないと答えた人は38%にとどまった。12%は、家族や友人は全員接種済みなので問題にならないと答えた。

ワクチンを接種している人で、休暇中、参加者に未接種の人がいる夕食や集まりに参加することに「非常に」もしくは「いくらか」不安をおぼえると答えた人は52%を占めた。

全体の54%は、ホリデーシーズンの計画の一環で旅行や行事への参加を決める際に、一緒に過ごす人のワクチンの接種状態は判断材料のひとつになると答えている。接種済みの人では、ほかの人との行事や旅行計画を、相手が未接種であることを理由に取りやめた経験のある人が42%いた。

ハリス・ポールのジョン・ジョージマ最高経営責任者(CEO)は今回の調査結果について、「ワクチンの接種状態は人間関係だけでなくホリデートラベルシーズンも変えようとしている」と指摘。接種済みの米国人は「付き合いの範囲をより厳しく制限」するようになってきているため、旅行などのキャンセルや計画変更が相次ぐとの見通しを示している。

一方で、今回の調査では、すべての人がワクチンを接種していない限りどんな行事や集まりにも絶対に出たくないと答えた接種済みの人は12%にとどまった。大半の人は、マスクの着用や対人距離の確保、手指消毒剤の使用といった予防策を厳重にして、そうした場に参加するだろうと答えている。

ハリス・ポールがこれに先立って公表した調査結果によると、新型コロナワクチンの接種を受けた米国人の3割超は、未接種の友人や家族、知人の少なくとも一部と「疎遠になった、または絶縁した」という。

編集=江戸伸禎

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