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このところ、コロナ後の「大量退職」により、退職希望者の数が過去最多に上っていることが取り沙汰されている。あなたもその一人なら、退職届を提出するまでに考えるべきことがいくつかある。退職届を出してしまったらもう後戻りできないため、それが正しい決断であると100%言い切れる必要がある。以下に、十分な情報を得た上で退職の決断をするための方法を紹介する。

辞めたい理由と、辞めるべきでない理由を書き出す


なぜ自分が仕事を辞めようとしているのか、理由を明確にする必要がある。退職は思いつきで実行するようなものではなく、考え抜いた末に決断すべきだ。1~2週間かけて、退職したい理由と、辞めずに残るべき理由を書き出そう。深く考えすぎず、頭に浮かんだことをメモしていく。

1週間の終わりに、書き出したリストを見返して、何度も出てきたことや共通点を洗い出し、それぞれの良い点と悪い点を検討すること。誰かにアドバイスを求めるのも役に立つ。口に出して読み上げてみるだけでも、すべきことを明確にできることもある。

辞めた後にしたいことを明確にする


退職後に何がしたいかが分からないまま辞めるべきではない。特定の分野で新たなキャリアを始める、というような具体的な目的でもよいし、もっとフレキシブルに働きたいという漠然とした希望でもよい。重要なのは、自分の希望を特定し、それに基づいて転職活動を行うことだ。デジタル・ノマドになりたいのなら、完全な遠隔勤務ができる職を探す。誰かの下で働くのに疲れたなら、自分でビジネスを立ち上げよう。今の職務には満足しているが、職場環境が気に入らないだけかもしれない。理由はどうあれ、自分の希望を明確にすることが重要だ。

社内での異動を検討する


新たな仕事を見つけるのに、必ずしも今の会社を辞める必要はない。社内の別部署に、自分が知らなかった空きがあることも多い。まず上司に相談して、可能性を探る。自分の具体的な希望を伝えて、最適な形でサポートをしてもらえるようにしよう。今の職務に行き詰まりを感じている時は、長期的なプロジェクトに参加させてもらったり、チーム替えをしたりして、違う役職の経験を得られるかもしれない。柔軟な働き方をしたいのなら、在宅勤務が可能な職務への異動を願い出てみる。何事も聞いてみないと分からないため、思い込みだけで決断すべきではない。

家計を見直す


家計をよく見直さないまま退職してはいけない。次の仕事を決めずに辞めると、経済的な影響は大きい。次の仕事がいつ見つかるかは分からない。蓄えが尽きてしまうような状況は避けたいところだ。緊急用の貯金に手を付けずに済ませるためには、少なくとも3〜6か月分の収入にあたる金額をためておこう。今の職場がよほどブラックでないかぎり、新たな仕事が見つかってから退職するのが最善だ。

最も重要なこととして、今「大量退職」が起きているからというだけで今の仕事を辞めてはいけない。多くの人が転職活動を始めている一方で、現在の職に留まる人も同じくらいいるのだ。

編集=遠藤宗生

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