確度の高いリーク情報で知られるアナリストのミンチ―・クオによると、iPhone 14 Proはノッチがないデザインになり、ディスプレイの自撮り用カメラを格納するスペースには、小さなパンチホールが設けられるという。これは、アップルがFace IDセンサーをディスプレイの下に格納しようとしているという、複数のリーク情報と一致する。
これにより、iPhone 14 Proは、アンドロイド端末が数年前から採用しているパンチホールデザインを導入し、プレミアムな顔認証システムと組み合わせることになる。
また、カメラについてクオは、アップルがiPhone 14 Proのメインカメラの画素数を、iPhone 13の12メガピクセルを大幅に上回る48メガピクセルに引き上げると述べている。
これを実現するためにアップルは、アンドロイド端末で高い効果を発揮しているピクセルビニング技術(複数の画素を一つのピクセルとして扱うことで、1ピクセルあたりの受光面積を仮想的に大きくして、感度を上げる技術)を採用する見通しだ。この技術と優れた画像処理テクノロジーの組み合わせで、14 Pro には飛躍的な画質の向上が期待できそうだ。
興味深いことに、クオのリーク情報は、別の著名リーカーのジョン・プロッサーの情報とも一致している。ユーチューブのテック系番組「FrontPageTech」で知られるプロッサーも、14 Proがパンチホール仕様になると述べている。さらに、もう1人の著名アナリストのロス・ヤングもこの見方を支持している。
プロッサーは、iPhone 14 Proがチタン製の筐体を採用し、丸いボリュームボタンを搭載すると述べている。また、リアカメラは背面ガラスパネルに埋め込まれて同一面になり、突出部がなくなるという。しかし、残念ながらLightningポートはもう1年残ることになる見通だ。
プロッサーは、この情報の確度に自信を持っており、「このデザインは来年の量産までずっと変わることはないと信じている」と述べた。
iPhone 13シリーズへのアップグレードを検討している人は、もう一度じっくり検討するべきなのかもしれない。