Close RECOMMEND


放送ネットワークを所有・運営する大手メディア企業は、FASTチャンネルを配信するライブTVサービスを高く評価している。バイアコムCBSは2019年1月に「Pluto TV」を3億4000万ドル(約372億円)で買収し、Foxは2020年3月にTubiを4億4000万ドルで買収した。ケーブルテレビ大手のバイアコムを親会社とするNBCユニバーサルは、ストリーミングプラットフォーム「Peacock」の無料版にライブTVチャンネルを統合した。

これらの大手メディア企業が所有しているにもかかわらず、FASTチャンネルのプラットフォームには、彼らの主要な放送及びケーブル向けのチャンネルは配信されていない。これは、大手ケーブル局や衛星放送事業者との衝突を避けるためだと考えられる。

広告を収益源とするFASTチャンネル


FASTチャンネルは、配信事業者からキャリッジフィーを徴収しないことが多く、その代わり、広告収入に依存しており、配信先の拡大に伴って収益を増やせる。Fox、バイアコムCBS、NBCユニバーサルは、各社の専用のFASTチャンネルを開設しており、彼らが著作権を持つコンテンツを配信している。また、独立したメディア企業がさまざまなプラットフォームにチャンネルを配信している場合もある。

グーグルが有利な点は、これらのFASTチャンネルを、最新版のGoogle TVの「ライブ」タブに統合できることだ。現在、Google TVのライブタブで視聴できるのは、YouTube TVとディッシュ・ネットワークのSling TVのみだ。

編集=上田裕資

Google

PICK UP

あなたにおすすめ