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現代に求められるイノベーターとは、物事を俯瞰で捉え、アイデアや技術、サービスなどを通して“社会貢献”を行う人物ではないだろうか。

実は今から200年前の時計界にも、そういった人物が存在した。アブラアン-ルイ・ブレゲは天才時計師でありながら、優れたイノベーターでもあった。

ブレゲのスポーツウォッチ「マリーン」は、そんな彼の足跡やイノベーティブな発想を身近に感じることができる時計である。


社会貢献に力を尽くした起業家


時計好きであるならば、様々な画期的なメカニズムを開発し、時計技術を大きく進化させたアブラアン-ルイ・ブレゲ(A-L・ブレゲ)の名を聞いたことがあるだろう。1747年にスイスで生まれた彼は、時計先進国フランスで時計師としての実力を開花させた。フランス王家の寵愛を受けた凄腕の時計師であった彼だが、実は個人のために時計を作るだけでなく、1815年からはフランス王国海軍時計師の称号を与えられ、国家のために、船舶に搭載するマリンクロノメーター(高精度海洋時計)の開発にも力を入れた。

当時、機械式時計は人類が生み出した最も複雑な機械だった。マリンクロノメーターは、海を安全に航海するのに必須なGPS機器のような位置づけであり、商船を安全に航海させる貿易を活発化させることは、国家財政の安定や市民生活の向上に役立った。つまりA-L・ブレゲは、海の時計を通じて社会貢献を行った偉大な時計師でもあったのだ。


アブラアン-ルイ・ブレゲ(1747-1823)は、クロノグラフの先駆けとなる二重秒針時計も開発した偉人。「マリーン クロノグラフ 5527」は、チタンケースにチタンブレスレットを組み合わせており、ボリューム感はあるが、着用感は軽やか。自動巻き、Tiケース、ケース径42.3㎜。287万1000円。詳しくはこちら

現代のエレガントスポーツウォッチ「マリーン」は、そういったA-L・ブレゲと海の深いつながりを語る時計である。ねじ込み式のリューズによって10気圧防水を実現し、紺碧の海を思わせるブルーダイヤルは、サンバースト仕上げを施しており、光の当たり方によって、まるで水面のように色合いが変化する。そしてケースやブレスレットの素材には、海水に触れても錆びることがないチタンを採用しており、海の時計として十分なスペックを備えている。

ブレゲと海との関係は、海洋探査や冒険ではなく、国家プロジェクトという大きな目的があった。それゆえダイバーズウォッチやスポーツウォッチとは違った“歴史的重み”がある。それが他にはない「マリーン」の魅力なのである。


ダイヤルには、ロゴマークから広がるサンバースト仕上げを施した。インデックスには夜光塗料を塗布しており、暗闇でも針がよく見える。アワーマーカーまできちんと届く針が長さも特徴だ。チタンケースをしっかり磨き上げており、高級感も素晴らしい。

独自性を尊ぶ発明家


時計師の最高位である「フランス王国海軍時計師」となったA-L・ブレゲだが、その地位へと上り詰めたのは、発明家と呼ぶにふさわしい数々の実績があったからだ。彼が活躍した18世紀後期の時計は、それほど高性能とは呼べなかった。特に問題となったのが耐衝撃性能だ。懐中時計は王侯貴族のステイタスシンボルであり、常に身に着けて友人知人に見せびらかしていた。しかしちょっとした衝撃で、大きなパーツを支える歯車の軸が折れてしまうことがあった。

そこでA-L・ブレゲは、最も弱点となるテンプの軸を守るために衝撃吸収装置「パラシュート」を考案。さらに時計の内部で錘が揺れることで動力ゼンマイを巻き上げる機構「ペルペチュエル」やクロノグラフの原型となる観測機器も開発している。つまりA-L・ブレゲは現代の時計で使われているメカニズムの原型を開発した偉大な人物であったのだ。


時間の到来をアラーム音で知らせる「マリーン アラーム ミュージカル 5547」。3時位置がアラームの設定時間表示で、アラームのON/OFFは8時位置のプッシュボタンで操作し、12時位置のベルのマークで確認できる。自動巻き、Tiケース、ケース径40㎜。341万円。詳しくはこちら

現代のブレゲにもそういった伝統は受け継がれており、この20年で登録された特許数は100を軽く超えている。ブレゲは今でも機械式時計を進化させ続けている。もちろんこの「マリーン」にもそういった独創的なメカニズムが搭載されており、例えば心臓部となる調速脱進機には衝撃や磁気に強いシリコン製のパーツを使用している。さらにこの「マリーン アラーム ミュージカル 5547」には、設定時間になると音が鳴るアラーム機構も組み込まれている。

ブレゲは歴史的な重みのあるブランドだが、その一方で前例に捕らわれず、常に新しいことにチャレンジしている。A-L・ブレゲから始まるイノベーターとしてのDNAは、この「マリーン」にもしっかりと受け継がれているのだ。


自社製ムーブメント「キャリバー519F/1」を搭載。大きなハンマーでゴングを叩き、音を響かせる。ゼンマイを巻き上げるローター(回転錘)は、船の操舵輪の形をイメージしている。

アイコンを形にしたデザイナー


優れた時計師として様々な機構を発明し、その技術で社会貢献に寄与したA-L・ブレゲは、実は優れたデザイナーでもあった。例えば、ダイヤルの表示を非対称に配置し、秒針やインジケーターをまるで主役のように表現したのはA-L・ブレゲが始めた事であり、すらっと長い針の先に丸のモチーフを加える「ブレゲ針」や細くてエレガントなアラビア数字の「ブレゲ数字」、あるいはダイヤルに彫り模様を入れることで反射を抑え、針を綺麗に見せる一方で、工芸的な美しい表現を引き出す「ギヨシェ彫り」などもA-L・ブレゲが考案したデザイン手法だ。

こういった特定のデザインを作品に繰り返し使用すれば、遠くからでも「あれはブレゲの時計なのだ」と認知させることができる。A-L・ブレゲは時計業界で初めて、デザインの力で“ブランド化”を進めたのだ。こういった戦略は、現代にも通じる。A-L・ブレゲはビジネスセンスの高いデザイナーでもあったのだ。


A-L・ブレゲが考案した伝統的なデザイン様式は、現代の「マリーン」にも受け継がれており、最新のモダンなスポーツウォッチでありながら、歴史的な深みも楽しめる。シンプルな三針モデルも、ローズゴールドモデルを選ぶと華やかな雰囲気に。自動巻き、18KRGケース、ケース径40㎜。341万円。詳しくはこちら

こういった戦略は、現代の「マリーン」にも受け継がれている。ブレゲ針はもちろんのこと、波模様のギヨシェ彫りやケースサイドのコインエッジ模様など、ブレゲらしさが詰まったアイコニックなデザインを採用している。モダンな海時計である「マリーン」も、ブレゲの歴史と密接な関係にあるのだ。


ケースサイドの「コインエッジ模様」だけでも、ブレゲであることがわかる。ローズゴールドケースモデルは、ダイヤルにギヨシェ彫りを施しているが、波模様のデザインになっており、伝統的な職人技を用いてモダンな表現を引き出した。

革新性を宿す時計と時代を歩む


約200年前に活躍した時計師A-L・ブレゲは、時計の歴史を変えたイノベーターであり、彼が成し遂げた様々な偉業が、現在へと繋がっている。だから「マリーン」は海をコンセプトとするスポーツウォッチでありながら、どこか知的でエレガントな雰囲気がある。

これならオフのカジュアルなファッションはもちろんのこと、オンのビジネススタイルとの相性も良いだろう。しかし何よりも魅力なのは、稀代のイノベーターの時計を身に着けるという喜びがあることだろう。

スポーティ&エレガンスな「マリーン」は、新しい時代を切り開く人にこそ選んで欲しいのだ。



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