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ハンズフリーでビデオ通話が可能



(c) Ben Sin

さらに言うと、Z Flip 3のカメラは性能的に劣るものではない。メインシステムは、広角と超広角をカバーする1対の1200万画素シューターで構成されており、照度が良好な条件下では高いレベルの性能を発揮する。

低照度下では、Z Flip 3のカメラは、サムスンのS21 UltraやシャオミのMi 11 Ultraよりは苦戦することになる。また、ズームレンズを搭載していないため、Z Flip 3のズーム写真はやや物足りない。しかし、全体的なカメラシステムは十分なものだ。


(c) Ben Sin

また、先に述べたように、Z Flip 3のユニークな形状は、カメラ体験を大きく向上させる。Z Flip 3はL字型に折りたたむことが可能で、画面の上部を垂直に保つことができる。つまり、本体を平らな場所に置けば、何かを支えにしなくても、自撮りや集合写真、動画の撮影を行うことが可能なのだ。ハンズフリーでビデオ通話や自撮りができるのは大きなメリットと言える。

この機能は、より大きなサイズのZ Fold 3でも利用可能だが、クラムシェル型のZ Flip 3は、より理想的な形でそれを可能にする。

バッテリーの持ちは今ひとつ


残念ながら、Z Flip 3の大きな弱点はバッテリーの持ちが悪いことだ。内蔵されている3300mAhのセルは、現代のスマートフォンには小さすぎる。筆者は休日に旅行に出かけ、ビデオ撮影や写真撮影を頻繁に行ったが、その結果、5時間でフル充電から完全にバッテリーがゼロの状態になった。一般的な状況下では、この端末のバッテリーは9〜11時間の使用に耐えるが、少なくとも昼間か夕方には追加で充電する必要があるだろう。



Z Flip 3は、広げると一般的なスマホとほぼ同じサイズになるため、Fold 3のソフトのような最適化は必要ない。また、サムスンは、デバイスを半分に折りたたんだときに、任意のアプリを縮小して画面の上半分だけを表示できるようにするなど、いくつかの微調整も行っている。

最も安価なフォルダブル端末


折りたたみ式端末が登場して以来、懐疑的な人々はその価格の高さや壊れやすさを嘆いてきたが、サムスンはZ Flip 3でその両方を解決したと思える。Z Flip 3はこれまでで最も安価な折りたたみ式スマホであり、防水機能も備えている。サムスンはまた、最高レベルの保証とアフターサービスを提供しており、耐久性に関する懸念も解消されたと筆者は考えている。

Z Flip 3は、折りたたみ式スマホがメインストリームになるための準備が整ったことを示す端末であり、大ヒットになることも想定できる。

編集=上田裕資

サムスン

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