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Forbes JAPAN 編集部 編集長


総合ランキング1位は?


こうして総合ランキング第1位に選ばれたのが長野県諏訪市に本社があるセイコーエプソンだった(時価総額順位は175位)。「モノをつくるという製造業は、環境に負荷を与えてしまう」という考えを創業時からもっており、「諏訪湖を絶対に汚してはならない」が創業者の信念だったという。

実はこうした環境理念は製造業にとって「制約」でしかないと思われるが、この制約があったことで、セイコーエプソンは技術革新を次々と行っていくのである。紙を使用してしまうプリンターは廃棄物をどうしても生み出してしまう。そこでオフィス内で紙を再生する「ペーパーラボ」を開発。環境理念が省エネ、省スペース、小型化、精密化などへと発展していったのだ。

「SDGsはカネがかかる」という考えは間違いで、本業の発展につなげることができる。また、日本が他の先進国にSDGsで遅れを取っているというのも事実ではない。顕著に遅れている項目もあるのは事実だが、そもそも創業そのものが社会貢献だった企業が日本には多い。

日本が目指すべき道を再確認するうえでも、ぜひ「最強のサステナブル」ランキングをご覧いただきたい。


ランキング(10位まで)は以下の通り。
*カッコ内はスコア、時価総額順位

1位 セイコーエプソン(56.457、175)
2位 日立製作所(56.081、19)
3位 リコー(56.020、185)
4位 野村ホールディングス(55.935、90)
5位 富士フイルムホールディングス(55.543、32)
6位 東芝テック(55.390、404)
7位 大和証券グループ本社(55.380、140)
8位 サトーホールディングス(55.293、753)
9位 三菱UFJフィナンシャル・グループ(55.275、9)
10位 ホーチキ(55.169、1269)
*11位以降など詳細はForbes JAPAN11月号(9月25日発売号)にて

文=藤吉雅春

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