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Airwallex CEO ジャック・チャン (c) Airwallex

香港に本社を置くフィンテックのスタートアップ「Airwallex(空中雲匯)」 が9月20日、シリーズEラウンドで2億ドル(約220億円)を調達し、評価額が40億ドルに達したことをアナウンスした。

今回の調達ラウンドは、米国を拠点とするLone Pine Capitalが主導し、既存出資元の1835i Ventures(オーストラリアとニュージーランドの銀行グループのイノベーション部門)やロシアの億万長者ユーリ・ミルナーのDST Global、セールスフォース・ベンチャーズ、セコイア・キャピタル・チャイナらが参加した。また、新たな投資家として、サンフランシスコに拠点を置くG SquaredとVetamer Capital Managementも参加した。

Airlallexは、これまで5回の調達ラウンドで累計7億200万ドルを調達している。今回の新たな資金は同社のグローバル展開や新たなプロダクトの開発に充てられる。

Airwallexの共同創業者でCEOのジャック・チャン(Jack Zhang)は、声明で次のように述べた。「当社は創業当初から、グローバルな金融オペレーティングシステムの構築を目指してきた。今回の追加資本により、北米、英国、欧州、および中東、南米、東南アジアを含む市場でのプレゼンスを拡大し、グローバル・ペイメント分野をリードするポジションにスケールしていく」

チャンは2015年にXijing DaiやMax Li、Lucy Liuらと共同でAirlallexを設立し、2017年にフォーブスの「30アンダー30アジア」に選出された。同社は先月、世界の非上場のトップクラウド企業を選出する「Cloud 100」にも選ばれた。

Airwallexは、迅速なクロスボーダー決済を促進し、130カ国以上で約30種類の通貨をサポートしている。同社の今年上半期の収益は前年同期比で約150%増加し、従業員数は世界20カ所以上の拠点で約1000人に達している。

米国に拠点を置くFifth Third Bankによると、フィンテック関連の企業はEコマースの人気の高まりにより、パンデミックの間も新規のユーザーを獲得しているという。先月、ツイッターの共同創業者のジャック・ドーシーが経営する決済会社スクエアは、オーストラリアのフィンテック企業Afterpayを290億ドルで買収することに合意した

編集=上田裕資

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