自己認識力を発揮し、自分の強みを示す5つの方法

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リーダーは、他人にも自分自身にも正直であるべきだ。自分の力不足を認めたり、一般受けしない発言をしたり、新しいことを学んだりするには、自信と勇気が必要だ。誠実で善意のある人は、尊敬を集めると同時に、周囲の人に対しても自己認識と正直さを促す。以下に、自己認識とリーダーシップを発揮する5つの方法を紹介する。

1. 「わからない」と言う


質問に対する答えを知らなかったり、その分野に関して知識がなかったりした場合は、正直に「わかりません」と言おう。その上で、「調べてみます」と言ってもよい。周囲はあなたの自己認識力や誠実さを評価するだろう。

2. 質問する


質問をしたからといって、自分の知識不足を認めることにはならない。そのことに対する関心と、自分は理解を深める必要があるという自己認識を示すことができる。

自分が知りたいと思っていたものの、聞くのをためらっていた質問を、誰かが先にした状況を思い浮かべてみよう。その人のように勇気と自信があったらよかったのにと思うことだろう。

3. 自分の過ちやミスを認める


自分の行動や対応不足により何らかの問題が発生した場合は、それを認めること。無視してはいけない。自分は問題を認識していることを示し、解決に取り組もう。間違いを認めるには、強い精神が必要だ。ミスなどなかったかのように振る舞うのは、臆病な行為だ。

4. 「ノー」と言う


非倫理的な要求や、実用的でない問題解決方法、非現実的な時間の割り当て要請に対して「ノー」と言うには、自己認識力が必要だ。リーダーは状況認識に優れており、自分の組織や評判、健康を守るために必要な毅然とした態度を取る勇気を持っている。

5. 学ぶ姿勢を忘れない


リーダーは常に学び続けており、自分の知識不足を認識し、自己改善に向けた知識を得る方法を積極的に探している。自己認識力を持つ人は、自己改善の機会は常に存在することを心得ている。ある分野やテーマを極めようとする姿勢は、人々の尊敬を集める。

誠実さは、職業人としての自分を向上させる。誠実さを持つことで、より深く人とつながり、周囲にも誠実になるよう促すことができる。答えを知らない時は素直にそれを認め、質問をし、自分のミスを認め、「ノー」と言えるようになり、学び続けること。問題を避けることで時間を無駄にせず、よりよい上司やイノベーターになるといった重要な目標に対してエネルギーを集中すべきだ。

編集=遠藤宗生

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