不採用になりかねない ウェブ面接の6つの過ち

Getty Images


5. ビデオ通話画面の背景が適切でない


新型コロナウイルス感染症が流行する中で、ビデオ通話に適した背景を見つけるのにほぼ全員が苦労してきたと言える。今回の調査結果からは、ビデオ通話の背景が重要だということが改めて示された。

完璧な背景を見つける必要はないが、あまり良い印象を与えないものや集中を妨げるものは避けること。ゼネフィッツ社の報告書は「汚れた皿や洗濯物など散らかった背景は、面接を受ける人に対して整理整頓できない、あるいはただ単に細かいことに気を配れない人だという印象を与えるだけでなく、面接官の注意をそらしてしまう可能性がある」と述べている。

重要なのは、面接官があなたに焦点を当てられるよう、すっきりした背景を維持することだ。

6. 雇用の空白を説明しない


雇用の空白により必ずしも採用が難しくなるとは限らないが、説明はすべきだ。人材を必要とする管理職は、雇用の空白が説明されないことを明白な過ちと考えていることが先述の調査から分かっている。

新型コロナウイルス感染症の流行が始まってからは特に、雇用の空白は全く珍しいものではない。人材を必要とする管理職は何らかの空白がある候補者に多く遭遇する可能性が高いが、候補者は面接官に空白の理由を推測させるべきではない。なぜ空白があるのかを自分から説明した方がはるかに効果的だ。

ウェブ面接で不安を感じてしまうことはあるだろうが、うまく乗り越える方法は存在する。ここに挙げた6つの一般的な過ちを避け、ウェブ面接という革新的な面接方法を積極的に受け入れよう。

面接官とつながりを感じられるよう、時々カメラに向かって身を乗り出すようにすること。最も重要なことは、自信や確信を持っていることを示し、積極的に機会を活用することだ。

あなたがその仕事に適任だということを、面接官が理解できるようにすること。活気あふれる状態を維持し、カメラから熱意と自信が伝わるようにする。候補者はバーチャルな要素に注目しがちだが、昔ながらの面接のベストプラクティスも覚えておくべきだということが今回の調査結果から示されている。その両方に注目する候補者が、最も良い成績を残すだろう。

翻訳・編集=出田静

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事