ライフスタイル

2021.09.19 16:00

意欲的な新作多数。腕時計の現在


ROLEX Oyster Perpetual Datejust 36




コンビモデルは、やはりこのロレックス!


今年は2種類の新しいモチーフのダイヤルが追加された。このモデルはロレックスの象徴的なデザイン「フルーテッド」がダイヤル、ベゼルに施されており、さらにオイスタースチールと18Kイエローゴールドを組み合わせたイエローロレゾールも相まって、とても華やかだ。ブレスレットは5列リンクである。

ケース素材|イエローロレゾール(18KYG×SS)
ケースサイズ|36mm
ムーブメント|自動巻き Cal.3235
価格|123万2000円(予価)
問い合わせ|日本ロレックス(03-3216-5671)

AUDEMARS PIGUET CODE 11.59 by Audemars Piguet




APの新しい顔は今年も進化していた


ダイヤルとケースバックに挟まれたオクタゴンのミドルケース、肉抜きされたラグホールや立体的なブランドロゴ、特徴的なアラビア数字、極薄のベゼル、光の加減によって表情を変えるカーブした風貌など、特徴的なディテールを数多くもつ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」。3年目の今年は、ミドルケースにブラックセラミック素材を採用したクロノグラフが登場。切削や加工・仕上げが難しいとされるセラミックを美しく仕上げ、質感がまるで違うゴールドケースと合わせたことで、新たな魅力が引き出されている。装着されるラバーコーティングされたテキスタイル調のストラップも独特の風合い。カジュアルエレガントに仕上げられている。

ケース素材|18Kピンクゴールド×ブラックセラミックケース
ケースサイズ|41mm
ムーブメント|自動巻き Cal.4401
価格|495万円
問い合わせ|オーデマ ピゲ ジャパン(03-6830-0000)

A. LANGE & SÖHNE LANGE1 Perpetual Calendar




永久使用できる人気モデル


オフセンターに配置された独自のダイヤルデザインが特徴の「ランゲ1」のパーペチュアルカレンダー搭載モデル。ダイヤル外周に月表示の回転式リングが置かれ、月を指し示すための6時位置のうるう年表示付きポインターをバランスよく配置。7時位置のムーンフェイズは、24時間周期のデイ&ナイト用ディスクと、29日12時間44分3秒周期のムーンフェイズ用月ディスクを2層にしている。

ケース素材|18Kピンクゴールド
ケースサイズ|41.9mm
ムーブメント|自動巻き Cal.L021.3
価格|1328万8000円(世界限定150本)
問い合わせ|A.ランゲ&ゾーネ(0120-23-1845)

PARMIGIANI FLEURIER Tondagraph GT




バイカラースタイルがいい、アニュアルカレンダー


2020年に発表された「トンダ GT」コレクション。今年はそのサブファミリー「トンダグラフ GT」から2モデル登場。こちらはステンレス製ケースのモデルで、シルバーダイヤルにブラックのサブダイヤルのトリオという、バイカラーのスタイル。とてもスタイリッシュである。自動巻きクロノグラフ「PF043」には、アニュアルカレンダーも搭載されており、充実のスペックとなっている。

ケース素材|ステンレススティール
ケースサイズ|42mm
ムーブメント|自動巻き Cal.PF043
価格|247万5000円
問い合わせ|パルミジャーニ・フルリエ(03-5413-5745)
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text by Ryoji Fukutome

この記事は 「Forbes JAPAN No.084 2021年8月号(2021/6/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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