人気のリーダーではなく、有能なリーダーになる
ラザフォードはリーダーシップに関するアドバイスとして、効果的な指導を行うための時間をつくり、時には距離を置くことが大切だとしている。これにより、短期的には部下からネガティブな印象を持たれるかもしれないが、短期的な痛みを大きく上回る長期的なメリットがリーダーとそのチームの両方にもたらされる。
過去の例をみれば、この傾向は明確だ。人々に良い記憶を残したリーダーの多くは思想家でもあり、自らの手で仕事に関わるのではなく、自分が持つ戦略的視点を活用し、それに沿って行動した人だ。たとえこうした行動が最初は人気を得られなくとも、それが正しい行動だと理解していたのだ。