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sesame / Getty Images

「未来の働き方」がホットなトピックになる中、注目を集めているのがヒューマンリソースのプラットフォーム企業「パパイヤ・グローバル(Papaya Global)」だ。イスラエル本拠の同社は9月13日、シリーズDラウンドで2億5000万ドル(約275億円)を調達し、評価額が37億ドルに達したとアナウンスした。

パパイヤの評価額は、2020年9月以降に10倍に伸びている。

今回の調達ラウンドは、ニューヨークを拠点とするインサイト・パートナーズの主導で、タイガー・グローバルが加わり、既存出資元のGreenoaks CapitalやIVP、Scale Venture Partners、Bessemer Venture Partnersらも参加した。

筆者は、昨年3月に同社の共同創業者兼CEOのエイナト・グエズ(Eynat Guez)に話を聞いたが、その際に彼女は、「ワークフォースのためセールスフォースになりたい」と述べていた。その当時のパパイヤはシリーズCで3億ドルを調達し、評価額は12億ドルだった。

急成長中の同社は、世界のペイロール系の企業でトップの資金調達額を誇り、2020年には収益を3倍に拡大していた。パパイヤは、2021年の収益を3.5倍に伸ばそうとしている。

グエズはイスラエルメディアのCalcalistに対し、今回のラウンドが上場前の最後の資金調達になると述べていた。

パパイヤのSaaSソフトウェアは、140カ国以上で利用され、企業の雇用や新人研修、給与支払いのためのツールをオールインワンで提供している。

同社はさらに、企業の社会的責任をサポートするための「DEIダッシュボード」の提供を開始した。DEIとは、ダイバーシティとエクイティ(公平性)、インクルージョンを指す用語で、この新しいダッシュボードは、公正な賃金や男女の定着率や離職率、年齢分布などの重要なKPIを追跡する。また、企業が進捗状況を把握し、社会的インパクトのある分野での成功を示すために必要な統計情報も提供する。

「2021年は当社にとってブレイクスルーの年となる」と、グエズは声明で述べている。「企業がリモートワークに切り替え、コンプライアンスがますます複雑になる中、パパイヤのソリューションに対する大きな需要があると考えている」

リモートワークが常態化する中で、企業は世界のあらゆる場所に居る人材にアクセス可能になっている。このトレンドは長期にわたって継続し、グローバルワークフォースマネジメントの重要性は高まっている。そんな中、パパイヤのように、変化する世界のワークフォースマネジメントを支援する企業には大きなビジネスチャンスが広がっている。

編集=上田裕資

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