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2021.09.14

【9月第2週資金調達まとめ】構造タンパク質素材開発のSpiberが344億円調達


Channel Corporation


調達額:28億円
調達先:Pavilion Capital
備考:シリーズC / 累計資金調達金額は40億円に到達

熱狂的ファンを作るAll-in-one接客チャット「チャネルトーク」を開発・提供するスタートアップ。

「チャネルトーク」はウェブサイトやアプリに手軽に導入できるカスタマーサクセスチャット。

2017年に同サービスを正式ローンチして以降、2021年9月時点では50000社以上のサービスに導入されており、サイト・アプリにて顧客とのコミュニケーションを円滑にするサービスとして広く導入されている。

顧客接点であるカスタマーサポートが、問い合わせやクレームの処理ではなく、顧客を感動させて熱狂的ファンを作り、より成⻑の動力になることを目標に据えている。

2021年9月には、Pavilion Capitalを引受先としたシリーズCでの第三者割当増資を実施し、28億円の資金調達に成功した。

この調達を通し、チャットと顧客管理機能(CRM)の一体化や、他コミュニケーションチャネルとのやりとりの一元化機能などのプロダクト開発を進めていく方針だ。

CLAS


調達額:21億円
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / モノフル
備考:累計資金調達金額は約28億円に到達

個人宅向け家具・インテリアのシェアリングサービス「CLAS」を運営するスタートアップ。

「CLAS」は配送料、保険料など初期費用が不要で、月々400円から家具・インテリア・家電の利用や交換が行なえるサブスクリプションサービス。ライフステージの変化に応じた家具の交換に、送料や追加費用がかからないことが特徴だ。

通常仕様の範囲であれば、汚れや傷がついてしまった家具を無料で交換することができ、理想の空間を常にアップデートすることができる。また個人だけでなく、ホテルやオフィス、飲食店などの法人向けにもサービスを提供している。

2021年9月には、グロービス・キャピタル・パートナーズ、モノフルなどを引受先とする総額約21億円の資金調達を実施。

この度の資金調達により、採用・組織体制を強化し、サービス提供エリアおよび取り扱いジャンルと商品点数を拡大、サブスクのマーケットプレイスとして加速化を進めていく方針だ。

TechMagic


調達額:15億円
調達先:ジャフコグループ / SBIインベストメント / JA三井リース / 日清食品ホールディングス / DEEPCORE / 西山知義
備考:シリーズB / 累計資金調達金額は23億円に到達

食器自動仕分けロボット「finibo」等調理ロボットを提供しているスタートアップ。

同社の主要事業は、調理ロボット事業と業務ロボット事業の2つだ。

調理ロボット事業では、主に大手飲食チェーン店の厨房内における一連の調理工程を、ハードウェアとソフトウェア両方の技術を高度に融合して自動化する。

業務ロボット事業では、食堂などの食器洗浄後の仕分け、食品工場での固形・不定形物の定量盛付等の単純作業をロボットにより自動化している。

2021年9月には、シリーズBラウンドで既存投資家のジャフコグループに加え、SBIインベストメント、JA三井リース、日清食品ホールディングス、DEEPCORE、西山知義氏を引受先とする15億円の資金調達を実施。

今回調達した資金は、2021年下期から実店舗導入予定のパスタ調理ロボット量産化に向けた製造やハードウェア/ソフトウェア各種要素技術の研究開発強化等に充当される予定だ。

文=STARTUP DB

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