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Tayfun Coskun/Anadolu Agency via Getty Images

新型コロナウイルス感染症により、米国ではこのところ毎日、およそ10万人が入院している。また、ここ2週間ほどの1日あたりの死者数も、1000人を超えている日の方が多い。これらの人たちには、豊かな人も貧しい人も、ホワイトカラーもブルーカラーも、高齢者も若者もいる──つまり、地位も立場も、職業もさまざまだ。

ただ、カイザー・ファミリー財団の調査結果によると、これらの人たちの98%以上に、共通することが一つある。それは、ワクチンを接種していなかったということだ。

新型コロナウイルスの流行が「未接種者の間でのパンデミック」になっていることは、すでに広く報じられている。公衆衛生当局も、そのことを頻繁に発信している。それでも、何百万人もの接種対象者が、「ワクチン接種を拒否する」ことを選んでいる。以下、調査結果で明らかになったいくつかの数値について、ご紹介する。

・21%

18〜29歳の割合:カイザー・ファミリー財団の調査によると、成人のうち、少なくとも1回の接種を受けた人の割合が最も小さいのはこの年齢層(57%)だ。21%が、「接種は絶対に受けない」と答えている。次に拒否する人が多かったのは、30〜49歳(19%)だった。

・18%

男性の割合:同財団によれば、性別による接種率の違いは、ここ数カ月の間に目立つようになってきているという。接種を拒否すると答える女性は少なく(10%)、接種を完了した人は男性の63%に比べ、71%とかなり高くなっている。

・46%

共和党支持者の割合:これまでの世論調査でも一貫して、ワクチン接種を受ける可能性が最も低く、絶対に受けないと言う可能性が最も高いグループとして特定されているのが、共和党支持者だ。

一方、民主党支持者については、一貫してこれと反対の結果が示されており、絶対に接種を受けないという人は、わずか5%だ。少なくとも1回接種した人は、86%にのぼっている。

・44%

福音派プロテスタントの白人の割合:公共宗教研究所の調査結果では、このグループとヒスパニック系のプロテスタントが、接種を受けない可能性が最も高い人たちだとされている。

・37%

農業従事者の割合:調査会社モーニング・コンサルトによると、接種を拒否する人を職業別にみた場合、受けないという人が多かったのは農業従事者だった。次いで多かった職業は、建設業(27%)、食品・飲料(24%)関連となっている。

編集=木内涼子

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