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世の中を“シズ”らせたい!新しい飲食ビジネスのカタチ


以上が、我々がコロナ禍という逆境の中で実践した3つのPRアイデアです。

PRで大切なことは「新規性」と「社会性」だと言われています。つまり、お客さまが求めていることの「少し斜め上」を提供することです。我々の取り組みを振り返ってみると、まず「社会性」は、コロナ禍でライフスタイルが変わる中で、お客さまに寄り添うことで担保することができました。

「新規性」は、それぞれ以下の点でしょう。

1.「#おうちでsio」=“門外不出”のイメージがある飲食店のレシピを、SNSで公開した
2.「HEY!バインミー」「sio贅沢弁当」=ミシュラン店が本気でテイクアウトを開発した
3 .「#朝ディナー」=朝から「フルコース」を食べるという斬新さを提案した

考えてみると、これらのアイデアの源は「観察」かなと思います。僕はピンチの時には「お客さまが何を求めているか」をよく観察するようにしているんです。そして、求めているものに対して、アジャストさせるだけではなく、少しだけ想像を超えたものを提供するよう心がけています。

ただ、想像の斜め上すぎるとついていけず、感動を生むことができません。だから、お客さまに対する“圧倒的な想像力”が重要なのです。そして、そのイメージを具現化するための調理技術も必要です。だから、日頃から技術を身につけるための鍛錬も欠かせません。

僕は、逆境に陥った時に課題を解決するための選択肢を多く持っている人でありたいと思います。答えは常に、お客さまが持っていますから。

文=鳥羽周作

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