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ロジャー・フェデラー(Photo by Mustafa Yalcin/Anadolu Agency via Getty Images)

今年の全米オープンで誰が優勝し、賞金の250万ドル(約2億7500万円)を獲得することになったとしても、世界で最も稼ぐテニス選手のランキングの上位の顔ぶれは、ほとんど変わることはなさそうだ。

トップ10に入った選手たちは2020年の全米オープンからの12カ月の間に、合わせて約3億2000万ドルを稼いだ。これは、その前年の3億4000万ドルから6%の減少となる。収入が減った主な理由は、新型コロナウイルスのパンデミック。選手たちにとっては、賞金と出演料のどちらを得る機会も、大幅に減少した。

ただ、ランキングの上位に入る選手たちは、賞金以外では収入を増やしている。上位10人は合わせて、前年比4%増となる2億8100万ドルを稼いだ。

ランキング


以下、2021年の最も稼ぐテニス選手ランキング、トップ10を紹介する。

1位:ロジャー・フェデラー(40)/9060万ドル(99億5000万円)


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フェデラーは今年、生涯収入が10億ドル(税金、エージェント手数料を除く)に達した6人目の現役アスリートとなった。この1年に、テニスの競技以外から得た収入は約9000万ドル。16年連続でこのランキングの首位を維持していることは、驚くことではない。

2位:大坂なおみ(23)/6010万ドル


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大坂がこの1年に競技以外から得た収入は、5500万ドル。先ごろ開催された全仏オープンとウィンブルドンはメンタルヘルスの問題を理由に欠場したが、ナイキをはじめとするスポンサー各社は、今後も大阪を支持する考えを明らかにしている。20社以上あるスポンサーには新たに、パナソニックも加わったところ。

3位:セリーナ・ウィリアムズ(39)/4180万ドル


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世界ランクを現在22位にまで下げているウィリアムズは、今回の全米オープンに出場しないことで、さらに順位を落とすことになるだろう。だが、20社近いスポンサー企業と契約しており、競技以外からの収入は、およそ4000万ドルにのぼる。

米国で最も裕福なセルフメイドの女性の一人に入るウィリアムズは、自ら立ち上げたセリーナ・ベンチャーズを通じて、スタートアップ66社に出資している。

4位:ノバク・ジョコビッチ(34)/3800万ドル


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競技以外での年収は、3000万ドル。東京オリンピックでは準決勝で敗れ、男子テニス選手として初めて、グランドスラムを制覇した年にオリンピックでも優勝する「ゴールデンスラム」を達成することはできなかったが、すでに四大大会のうち3つを制覇。1969年のロッド・レーバー以来となる年間グランドスラムの達成が期待される。

5位:ラファエル・ナダル(35)/2700万ドル


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ナイキやラケットスポーツ専門ブランドのバボラ、高級ウォッチのリシャール・ミルをはじめ、複数のスポンサー企業と契約するナダルが競技以外で得た収入は、約2300万ドル。

足裏の骨に問題が生じるまれな病気、ミュラー・ワイス病のため全米オープンを欠場、そのまま今シーズンを終えることを発表したが、パンデミックを巡る状況が改善し、健康状態も回復すれば、再びエキシビションなどで、1回当たり100万ドルの出演料を得るようになるだろう。

編集=木内涼子

テニスセリーナ・ウィリアムズ

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