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for Startups,Inc.運営のSTARTUP DB編集部による連載

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国内の成長産業及びスタートアップに関する幅広い情報を集約・整理し、検索可能にした情報プラットフォーム「STARTUP DB」では毎週、資金調達のサマリーを発表している。この記事では、8月4週目の“注目のトピック”として選ばれた5件の資金調達について紹介する。

キャディ


調達額:80億3000万円
調達先:グロービス・キャピタル・パートナーズ / WiL / DCM / グローバル・ブレイン / DST Globalのパートナー陣/ Arena Holdings / Minerva Growth Partners / Tybourne Capital Management / ジャフコグループ / SBIインベストメント
備考:シリーズBラウンド

製造業の受発注プラットフォーム「CADDi」を運営するスタートアップ。

「CADDi」は、各社の強みをベースに、多重下請けピラミッド構造からフラットに繋がる構造への変革を導く、製造業の受発注プラットフォーム。産業機械装置メーカーやプラントメーカーを対象とし、板金・切削・製缶などの特注部品で構成される装置・プラント一式の一貫生産を担う。

独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積もりシステムにより、品質・納期・価格が最も適合する加工会社の選定を可能とする。

2021年8月には、グロービス・キャピタル・パートナーズやWiL、DCM Ventures、グローバル・ブレインなど計10社を引受先とするシリーズBラウンドでの第三者割当増資を実施し、総額80億3000万円を調達。本調達を通じて、グローバルも含めた人材採用や「CADDi」の開発、新規事業への投資を進めていく方針だ。

トレードワルツ


調達額:9億円
調達先:東京大学協創プラットフォーム開発 / 三井倉庫ホールディングス / 日新 / TW Link

ブロックチェーンを活用した貿易情報連携プラットフォーム「TradeWaltz」の提供等を行っているスタートアップ。

「TradeWaltz」は取引単位に原本保証された電子的な貿易書類の連関性を保持し、必要な時に、必要な人が、容易かつ安全に信頼できる情報にアクセスすることを実現した貿易プラットフォーム。同サービスにより、貿易に関わるすべてのデータを一元に電子データとして管理することが可能となり、貿易業務の作業量を大幅に削減することが見込まれている。

2021年8月末には東京大学協創プラットフォームと三井倉庫ホールディングス、日新、TW Linkを引受先とした9億円の追加調達を実施。これにより同社の資金調達累計は30億円となった。

この調達を通し、国内物流会社への「TradeWaltz」の普及と新たな物流DXサービスの検討へ着手すると共に、同サービスに蓄積・許諾を頂いたデータを活用し、どのような付加価値サービスを生み出せるか、東京大学と検討していく予定だ。

フォトラクション


調達額:7億6000万円
調達先:慶應イノベーション・イニシアティブ / GMO VenturePartners / DBJキャピタル / SMBCベンチャーキャピタル

建設・土木向け生産支援クラウド「Photoruction」を提供するスタートアップ。

「Photoruction」は、生産性と品質向上を目的とした建設業向け生産支援クラウドサービス。現在、スーパーゼネコンを含めた国内外約80000を超える建設プロジェクトで導入されている。建設業界は、現場業務や報告書作成が未だに紙を中心に行われており、同サービスによって業務時間の削減や生産性の向上を実現できる。

2021年8月には慶應イノベーション・イニシアティブ、GMO VenturePartners、および既存株主であるDBJキャピタル、SMBCベンチャーキャピタルを引受先とする第三者割当増資により、7億6000万円の資金調達を完了した。今回調達した資金によって「Photoruction」の開発とカスタマーサクセス、採用と組織体制の強化を実施していく方針だ。

文=STARTUP DB

資金調達
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