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ウォルマート・ゴー・ローカル (c) Walmart

小売大手のウォルマートは、またもやアマゾンの戦略を踏襲しようとしている。ウォルマートは8月24日、「サービスとしての配送」を開始すると発表した。このサービスは、世界最大の小売事業者が誇る「ラストワンマイル」配送能力を活用した新たな収入源になりそうだ。

「ウォルマート・ゴー・ローカル(Walmart GoLocal)」と呼ばれるこのサービスは、商品配送に関してウォルマートが持つ専門技術の提供を、あらゆる規模の企業顧客に対して拡大するものだ。

ウォルマートは、自社配送プラットフォームの商業展開を進めており、まずは「サービスとしての配送」により、あらゆる規模の企業が、それぞれの商品を顧客の玄関口まで運ぶのを支援する。ウォルマートはゴー・ローカルを、最大手のホワイトラベル(相手先ブランド名で提供されるサービス)配送サービスプロバイダーにする態勢を整えている。さらにこのサービスは、新たな収入源と利益プールの構築に向けたウォルマートの戦略をさらに進めるものでもある。

こうしたホワイトラベルの「サービスとしての配送」サービスは、ウォルマートの配送能力と、全米をカバーする対応範囲を、競争力の高い料金で提供し、企業の成長を後押しするというものだ。大きさや複雑さに関する要件がさまざまに異なる商品の配送や、多様なスケジュールに応じた柔軟な配送にも対応する。今後は事業を急ピッチで拡大し、その他の革新的なサービスも提供していく計画だ。

ウォルマートUSでラストワンマイル配送を担当するシニアバイスプレジデントのトム・ウォードは、「これまでは当社のお客様のために、信頼できるラストワンマイル配送プログラムの開発に力を注いできた」と述べる。「今後、その能力により、別の種類のお客様、つまり、地域の小売事業者にも貢献できることをうれしく思っている」

「ウォルマート・ゴー・ローカルは、地域に密着したベーカリーの商品の配送であれ、全米展開する自動車用品店の配送であれ、あらゆる規模とカテゴリーの事業者に応じてカスタマイズできるように設計されている。このサービスを使えば事業者は、配送のスピードと効率を当社に任せて、それぞれが最も得意とすることに注力できるようになる」

翻訳=梅田智世/ガリレオ

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