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起業家たちの「頭の中」

LegalForce CEO 角田望 (提供:DIMENSION NOTE)

「全ての契約リスクを制御可能にする」をミッションに掲げ、AIによる契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce(リーガルフォース)」を展開する株式会社LegalForce。サービス導入実績約500社となり、2020年2月には10億円の資金調達も実施した。そんなリーガルテック業界を牽引する同社の代表取締役CEO 角田望(つのだのぞむ)氏に、サービス誕生までの道のり、そして今後の展望などについて、DIMENSIONの下平将人が聞いた(全2話中2話)

第1話はこちら>>



「数字にこだわる」ことの大切さ


──最初にLegalForceのテスト版をローンチしてから、短期間の間に契約者数を急増させています。どのようにして成果を挙げられたのでしょうか?

最初は大手総合商社の法務部で働いている司法修習生時代の同期に、LegalForceのコンセプトを話に行ったんです。そうしたら彼の上司に興味を持っていただき、大変有難いことに大手メーカーの法務の責任者の方をご紹介いただきました。

やはり法務業界はまだまだテクノロジー化が進んでいませんので、業界全体が「リーガルテック」に注目しています。創業当初に出会った方々も「法務業界としてリーガルテックを育てていかないといけない」とおっしゃっていただき、今でも様々なサポートをいただいていています。

そのほかにも多数のメディアに取り上げていただき、多くのお問い合わせをいただいています。それだけ法務業界で課題を抱えていらっしゃる方が多いということなのだと思います。

──角田さんが営業組織を牽引されています。時流を捉えたという要因はあれど、ここまでサービス導入者数を増やすに至ったポイントはどこにあるのでしょうか?

お客様目線でニーズに沿った提案ができるかどうかという前提はありつつも、最後は「数字にこだわる」こと。数字に対する責任感がどれだけあるかが営業の肝のように思います。

弊社の場合は四半期目標と、それをブレイクダウンした月次目標。そしてその進捗率を見る週毎のミーティング。もし進捗率が芳しくなければ、とにかく行動量を増やして「数字にこだわる」ように徹底しています。

シンプルな内容ですが、これを徹底できているかどうかが、特にスタートアップの営業組織においては重要なように思います。

「契約の本質」から生まれたミッション


──最近、御社は企業ミッションを策定されました。策定するにあたり、どのような議論がなされたのでしょう?

自分たちがどういう風に顧客課題に貢献していくべきなのか、あるいは社会課題に貢献していくべきなのかという観点からスタートして、最終的には「契約の本質ってなんだろう」という議論までして生まれたのが「全ての契約リスクを制御可能にする」というミッションです。

契約はリスクを制御するためのものですが、契約書は結べば終わりというものではなく、きちんと契約書に含まれるリスクも制御していくことが重要です。

この「契約リスク」を制御し、取引社会がより安全性の高いものになっていき、「契約で騙し合う」ようなことが無くなる社会にできればいいなと考えています。

文=下平将人 提供元=DIMENSION NOTE by DIMENSION, Inc. 編集=露原直人

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