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ポリネーターが見る世界の景色

24×24ピクセルで描かれたCryptoPunksデジタルアイコンが約8億円で落札されたり、アートオークションハウスクリスティーズにてデジタルアーティストBEEPLEのNFTデジタルコラージュ作品が約75億円で落札されたり、2021年に入りNFTデジタルアートの勢いに目を奪われている。

そんなNFTを自分ゴト化できたキッカケが当Forbes JAPANのコラムで取材させていただいた新進気鋭のブランド RTFKTだ。

彼らは、私が“単なるデジタルアイコン”と思っていたCryptoPunksのアイコンを「デジタル上でのランボルギーニ」的価値があることを教えてくれた。確かに“単なるデジタルアイコン”とはいえ、10000個限定、セレブリティーミュージシャン Jay-Zなども所有しているとなると加熱は止まらず2021年8月末までに日本円に換算すると1000億円強の取引が行われている。

この記事を書いている数日前にはJPGの岩のイラストEtherRock NFTが6000万円で販売されている。単なる岩のイラストじゃん!と思うものにもレア度、初期投資でこれから成長すると思われるものは高額取引が行われているのがNFTだ。このニュースを報じたHypebeast記事でNFTコレクターのアンドリュー・カン氏はこの岩のイラストNFTが「全く役に立たないものを所有し、見せびらかすための真骨頂である」と語っている。

なるほど、NFTであれば役に立たないものであってもそこに幾ら支払ったのか?いつドロップされたのか? 最初に購入したのは誰か? ブロックチェーン上で透明性をもって確認することができるので現在の最高級の贅沢品の所有方法なのかもしれない。しかも場所を取らない、劣化もしない。

さて、NFTの面白そうな世界に自分も身を投じてみたいと考え、私は一歩踏み出した。既に高騰しているCryptoPunksは入手難しいとしても、CryptoPunks提供元のLarva Labsが提供している別シリーズであれば自分でも入手できるかも、と思い、出会ったのがMeeBitsというNFT 3Dデジタルアバターだ。

2021年5月にリリースされ限定数20000個。メタバース時代を生き抜くアバターが欲しいと思っていた上に、私が興味もった段階だと比較的入手しやすかったのでMeebits NFTアバターを購入した。

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このMeebitsを入手したところから私のエキサイティングなNFTを中心とした冒険が始まる。何気なく購入したNFTアイコンの世界の先にはNFTコミュニティ、DAO(ダオ)が待っていたのである。それが今回の話の中心である「MeebitsDAO」だ。

DAOとはDecentralized Autonomous Organizationの略で「自律分散型組織」と日本語で訳される。いままでもブロックチェーンについての取材で出てきたことがあり、なんとなくは理解しつつも実際にDAOの魅力や運営方法などはよくわかっていなかったのだが、自分が所有するMeebitsについて色々と調べているとMeebitsDAOというコミュニティで他のオーナー達と意見交換ができることがわかった。

文=西村真里子

NFT
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