3. 粘り強く行動する
どのようなビジネスでも、成功までには多くの試練や苦難がある。重要なのは、それらひとつひとつに落胆せず、試練をやる気や願望の種とすることだ。試練を乗り越えていくのには粘り強さが必要だ。
不動産開発企業CAサウスを創業したメグ・エプスティーン最高経営責任者(CEO)は、粘り強さにより会社を構築した。彼女は売り込みを行い、その後も根気強くフォローアップをすることで最初の契約を勝ち取ることができた。
「最初の契約を得るまでに、おそらく300人ほどに断られた」とエプスティーンは言う。しかし彼女は落胆せず、契約獲得まで諦めなかった。「私は絶対にダメだと言われるまで必ずフォローアップを続ける。いつどう状況が変わるか分からないので、半年ほどの頻度で連絡を取っている」
次のチャンスは、もしかしたらあと一回メールを送ればつかめるものかもしれない。しかしそれは、メールを送るまで分からない。
粘り強さは、長期にわたる成功にも影響を与えている。自己満足に浸らず、次に訪れることについて考え続ける。売り込みやブレーンストーミング、契約など、目指していることを諦めないこと。たとえ何かが起きても会社を正常な進路に戻すのに苦労しないよう、パイプラインに予備の仕事を持っておくことが重要だ。
エプスティーンは「あなたにその分野で必要とされ求められる正当なビジネスモデルがあり、それをうまく実行しているのであれば、人はあまりあなたの性別には注目しないだろう」と述べている。これは女性としてビジネス界を生き抜く上で非常に重要なポイントだ。彼女はまた女性に対し、自信を持って物事にアプローチし、声を上げることを恐れないよう助言している。
私からの最後のアドバイスは、自分の競争相手が何をしているかについて心配するのではなく、自分のビジネスを最高の形にすることに焦点を当てることだ。