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2021.08.28

芸術とバナナ。NYの刺激的生活

朝谷実生


<朝谷実生のある1日>





<経歴>

11歳
ターニングポイント
父親の赴任でイギリスに行き、アメリカンスクールに通ったこと。最初は友達をつくるのも、英語がわからないまま語学や他の教科を習得しなければいけないのも、本当に大変でした。ただ、この間に私は視覚的にものを覚える(フォトグラフィックメモリー)タイプだとわかり、自分の学習パターンを理解・認識できたことはいまにつながる成果です。

14歳
18歳までアメリカ在住

22歳
東京大学法学部を卒業し、デロイト トーマツに入社

27歳
コロンビア・ビジネス・スク ールに入学

29歳
在学中に若手アーティストの経済的苦悩や、アートに興味のある若年層の声に触れ、同大学やNYのトップアートスク ールの卒業生たちとともに、現代アートのレンタルサブスクサービスCurinaをNYで起業

30歳
日本にて約80万ドル(約8,500万円)の資金調達に成功

<ハイキング>
コロラド州のロッキーマウンテン国立公園に友人と。大学時代からハイキングが趣味。頭の中が空っぽの状態でひとつの目的地に向かって歩く、と言うのがとても気持ちいいです。



<欠かさないこと>
アプリ「Calm」で朝のメディテーション。ジムに周2、3回通い、筋トレとラン、時にはヨガも。

<ハマっているもの>
ゴルフ。クライアントからの誘いをきっかけに始め、現在はレッスンも受けています。

<影響を受けた一冊>
司馬遼太郎の『竜馬がゆく』。激変の時代に個性的な仲間とともに夢や思想を貫き通した竜馬の姿に感銘を受ける。



あさたに・みお◎1990年生まれ。幼少期を米国と英国で過ごす。2013年、東京大学法学部を卒業。コンサルティングファームでの勤務を経て、 19年、コロンビア大学にてMBAを取得。同年、同大学などの仲間らとCurinaを起業。

構成=堀 香織 写真=yOU(河崎夕子)

この記事は 「Forbes JAPAN No.084 2021年8月号(2021/6/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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