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Photo by Mario Tama/Getty Images

TikTokは、ユーザーがマーチャント(売り手)から直接商品を購入できるアプリ内ショッピング機能を導入し、「ソーシャルコマース」と呼ばれるEコマースのトレンドに乗ろうとしている。

TikTokは、EコマースプラットフォームのShopifyと提携し、マーチャントがプロフィールにショッピングタブを追加して、顧客がアプリ内で商品を購入できる「ミニストアフロント」を作成する機能のテストを開始した。

ユーザーは、TikTokの投稿に商品を「タグ付け」して、その商品が購入できるミニストアへの誘導リンクを貼ることができる。これと類似した機能はインスタグラムにも導入されている。

テストに参加するユーザーは、Shopifyのマーチャントで、TikTok For Businessのアカウントを持っている必要がある。現在のところ、このショッピング機能は、米国と英国のユーザーにのみ提供されている。

TikTokは、小売業のトレンドを促進することで知られており、美容系のアイテムから食品まで、様々な商品が口コミで売り上げを伸ばしている。今後の数週間で、複数のカナダのマーチャントがこのテストに参加する予定で、TikTokはさらに多くの国にこの機能を拡大していく予定だ。

初期のユーザーの1人に挙げられるのが、リアリティスターでメイクアップ界の大物であるカイリー・ジェンナーだ。彼女は、自身のコスメブランドKylie Cosmeticsを、約3500万人のTikTokのフォロワーたちに売り込んでいる。

調査会社eMarketerは、パンデミックの追い風によって、2021年の米国のソーシャルコマースの売上高が前年比40%増の366億ドル(約4兆円)に達すると予測している。

近年は、SNS企業がソーシャルコマースへの注力を進めているが、TikTokはそのトレンドに飛び乗った最新の企業といえる。インスタグラムは、2018年に初めてショッピング機能を導入したが、その後、スナップチャットや、ツイッター、ピンタレストもショッピング機能への投資を行っている。

編集=上田裕資

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