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15歳以下はどうなる?


FDAは特に、ワクチンの副反応としての心筋炎の発症に注目している。リスクが高いのは40歳以下の男性とされており、最も多く発症が確認されているのは、12〜17歳だ。

ただ、新型コロナウイルスに感染した場合も、心筋炎を起こすのはこの年齢層の男性が最も多い。ワクチン未接種の場合は接種を受けていた場合と比べ、発症・重症化のリスクはどちらも大きくなっている。

また、正式承認の対象には含められていないものの、12~15歳の接種も許可されており、5〜11歳の子どもたちについては、接種の安全性と有効性を調べる臨床試験が行われている。

ブースターショットは必要?

 
感染力が強まったデルタ株への懸念が高まる中、ワクチンによって得られた免疫力は接種後には時間の経過とともに低下することが確認されている。そのためファイザーとビオンテックは先ごろ、ブースターショットの必要性を示すデータをFDAに提出した。

その2日後には、FDAのジャネット・ウッドコック長官代行と米疾病対策センター(CDC)のロシェル・ワレンスキー所長が声明を発表。ファイザーと米バイオ製薬モデルナのワクチンについて、追加接種の実施を支持する考えを明らかにした。バイデン米政権はこれを受け、9月20日の週から追加接種を開始する計画を発表している。

他社製ワクチンは?


ファイザーが正式承認を申請してから約1カ月後に、モデルナも正式承認を申請した。同様の手続きが進められているとすれば、9月下旬~10月中には、承認されることになるだろう。米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは、年内に申請するとみられている。

編集=木内涼子 Written by Alex Knapp and Katie Jennings

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