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2008年の金融危機レベルの打撃


今月初め、ケンブリッジ・クォンタム・コンピューティングは、米州開発銀行(IDB)とメキシコのモンテレイ工科大学とともに、量子コンピュータがもたらすブロックチェーンネットワークへの4つの潜在的な脅威を特定し、ポスト量子暗号(post-quantum cryptography)のレイヤーを用いてその保護を行った。

ジョーンズは、グーグルのサンダー・ピチャイCEOが、暗号化がわずか5年から10年で破られる可能性があると予測していることを指摘し、「分散型ネットワークは、すぐに対処を始めることが重要だ」と述べている。

最近では、中国が量子コンピュータ分野で先行していることが報じられており、ウィリアムズは、このことが2008年の金融危機と同じレベルの打撃を、世界の伝統的金融市場と暗号通貨市場の双方にもたらす可能性があると述べている。

「量子コンピュータがもたらす危機は、最初は密かに進行し、暗号化が突破されたというニュースが徐々に広まっていくだろう。その後、2008年の金融危機と同様な、システムへの信頼の崩壊が起こるだろう」と、ウィリアムズは指摘した。

現在、世界に存在する暗号通貨の種類は1万1000以上に達しており、ビットコインをはじめとする主要な暗号通貨間の競争が加熱しているが、来るべき量子コンピュータ革命に対応する防御策を追加することは非常に有益だ。

「仮に、あるブロックチェーン企業が、量子コンピュータ時代にも耐えうる強固なセキュリティを証明できれば、その企業は優位なポジションに立つことができる」と、ウィリアムズは話した。

編集=上田裕資

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