この作品には、モヒカンの髪型で、緑色の目と赤い口紅が特徴的な女性キャラクターが描かれている。
Over the last 60 years, Visa has built a collection of historic commerce artifacts - from early paper credit cards to the zip-zap machine. Today, as we enter a new era of NFT-commerce, Visa welcomes CryptoPunk #7610 to our collection. https://t.co/XoPFfwxUiu
— VisaNews (@VisaNews) August 23, 2021
今回の取引は、Visaのパートナーである連邦政府公認のデジタル資産銀行のアンカレッジ(Anchorage)を通じて行われた。アンカレッジは、機関投資家向けにデジタル資産のカストディ(資産保管)サービスを提供している。
Visaのクリプト部門の責任者のカイ・シェフィールド(Cuy Sheffield)は、「NFTは、小売やSNS、エンターテインメント、コマースの未来において重要な役割を果たすと考えている。当社は、アンカレッジと協力して専門知識を身につけ、NFT分野で顧客をより良い方向に導いていく」と述べた。
フォーブスが入手した情報によると、この取引には非公開の第三者の販売者が関与しており、アンカレッジが中心となってイーサリアムのスマートコントラクト上で実行された。
アンカレッジはその後、購入したNFTをVisaが暗号鍵を所有するデジタルの金庫に保管した。アンカレッジ・デジタルの共同創業者兼プレジデントのDiogo Monicaは、「伝統的な銀行では、重い金属のドアの後ろに金庫が置かれているが、アンカレッジは、非常に厳重なキュリティで守られたデジタルの金庫を持っている」と述べている。
アンカレッジは、このデジタル金庫を用いたカストディサービスを、急成長するNFT市場への参入を目指す企業に提供しようとしている。