さらに、当初は緊密な協力関係を目指したにも関わず、アルファベットのライフサイエンス部門Verilyと、グーグルクラウドは、それぞれが個別にヘルスケア関連のプロダクトの開発を継続させてきた。
Insiderは6月に、グーグルが130人の従業員をヘルスケア関連の取り組みからFitbitや検索部門に、配置換えしたと報じていた。ヘルスケア業界の専門家たちは、グーグルがヘルスケア関連の取り組みをFitBitのような消費者向けプロダクトに再集中させていると考えていた。
グーグルは、これとは別に2008年から始動したGoogle Healthの取り組みで、パーソナル・ヘルス・レコード・プラットフォームを設立し、患者と医師の両方を支援するヘルスケアデータと情報の膨大なリポジトリを作成しようとしていた。しかし、Google Healthは2012年に一度閉鎖された後、2018年に再出発していた。