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2021.08.24

【8月第3週資金調達まとめ】電動キックボードシェアサービスのLuup、計約20億円調達


MOLCURE


調達額:8億円
調達先:GMO Venture Partners / SBIインベストメント / STRIVE / ジャフコグループ / 日本ケミファ / 日本郵政キャピタル
備考:ニュースに記載の合計金額より推計

実験自動化プラットフォーム「HAIVE」などを開発・運営するスタートアップ。

「HAIVE」はラボをバックアップする自動実験のプラットフォーム。

モジュールによる実験操作やコンテナによるサンプル輸送、ハードウェア後世の変更無しでプログラマブルに複数の実験の遂行、モジュールやコンテナの追加による拡張を行うことができる。

また、2021年に製薬企業と実施した共同創薬パイプライン開発では、既存のバイオテクノロジー実験ドリブンな手法と比較して100倍以上の結合力を持つ分子を大量に設計することに成功したほか、世界初のある創薬標的に対して効果を持つ分子を設計することにも成功し、AIを活用した創薬事例で大きな成果を残している。

2021年8月にはジャフコグループ、STRIVE、SBIインベストメント、日本郵政キャピタル、日本ケミファ、GMO Venture Partnersを引受先とした総額8億円の第三者割当増資を実施。この調達を通し、国内外の大手製薬企業との共同創薬パイプライン開発を推進するとともに、グローバルを主戦場とした事業展開をさらに加速していく予定だ。

Sprocket


調達額:7億6000万円
調達先:DBJキャピタル / ニッセイ・キャピタル / 博報堂DYベンチャーズ / 日本ベンチャーキャピタル
備考:登記簿より金額を推計 / 出資元はニュースから推測 / シリーズC

企業のサイト改善・CV向上に貢献する統合Web接客プラットフォーム「Sprocket」を運営するスタートアップ。

「Sprocket」は、コンサルティングとCROプラットフォームで、ユーザーの行動からコンバージョンを最適化するWeb接客サービスだ。

同サービスは、1人ひとりのユーザーの行動から最適なタイミングで“声かけ(Web接客)”を行うことで、実店舗のような質の高い接客をWebサイトで実現する。

仮説にもとづいた接客シナリオを実施して、KPI/KGIの視点からA/Bテストで検証を行うことで改善サイクルを回すための仕組みが備わっている。

ECサイトやBtoBサイトなどサイト種別にかかわらず、業界ごとの接客シナリオを通じて顧客体験(CX)を向上させることで、エンドユーザーとの長期的な結びつきを創造することが可能だ。

2021年8月現在、250社以上のビジネスにコミットした実績を持つ。

2021年8月には、日本ベンチャーキャピタルなどを引受先とし、7億6000万円の資金調達を実施。

今回の資金調達により、担当者やエンジニアの採用を行なっていく。

文=STARTUP DB

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