ビジネス

2021.08.23

間違った会社に入社しないため自問すべき3つのこと

Maskot / Getty Images


企業文化への合致度を測る3つの質問は次の通りだ。

1. 御社で働く方の人間関係はどのようなものでしょうか?

仕事での人間関係とプライベートの友人の間には強い境界線があるだろうか、それともその境界線は非常に流動的だろうか? 従業員同士の関係について説明してもらおう。

2. 御社ではどのように職務内容を定義していますか?

職務内容は非常に体系化され、詳細に定義されているだろうか? それともより流動的で柔軟性があるだろうか? より詳しい説明を求めよう。

3. 御社での創造性と予測可能性のバランスはどうですか?

会社では、既存の枠にとらわれない考え方をすることよりも計画に従うことが評価されているだろうか、それともその逆だろうか? より詳しい説明を求めよう。

こうした質問はそれぞれ、会社の環境についての特徴的な面を示すことができる。もちろん、人材を必要としている管理職にこうした質問をする前に、自分にとって理想的な環境について考えておく必要がある。

あなたは仕事での人間関係はプライベートに持ち込まず、職務内容は明確に定義されていて、計画性や予測可能性が高い職場を好んでいるかもしれない。その場合、従業員が仕事外で全員一緒にパーティーに参加し、職務内容は一人で何でもやることになっていて、従業員が常に現実離れしたアイデアを提案してばかりで少々無秩序に感じるような会社に入社したらおそらく不満に感じるだろう。

ここで大事なのは、一般的に見て素晴らしいと言える企業文化を見つけることではない。きちんと経営されている企業であれば、さまざまな企業文化の下で成功できるものだ。ここで大事なのは、あなたの性格に合っていて、充実できるキャリアを形成する可能性が非常に高い環境を探すことだ。

翻訳・編集=出田静

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