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台湾とアジア地域に関するあまり知られていない話題をカバー

S3studio/Getty Images

韓国のインターネット大手、カカオがシンガポールでブロックチェーン事業を開始したと、8月16日に韓国メディアが報じた。東南アジアの金融のハブとして知られるシンガポールは近年、フィンテック分野でも勢いを増している。

韓国のニュースサイトMaeil Business News Koreaによると、モバイルメッセンジャーの「カカオトーク」で知られるカカオは、ブロックチェーン企業の「Krust」と非営利のブロックチェーンプラットフォーム「Kraytn Foundation」をシンガポールで設立した。同社がシンガポールを選んだのは、「母国では複数の制限があるため」と伝えられている。

この事業は、カカオの新しいアイデアの研究と実装の基盤となり、非営利組織を通じて行われるという。Krustは、複数の国の「有望なブロックチェーンのスタートアップ」に投資し、その発展を支援していく。

シンガポールは近年、ブロックチェーンや暗号通貨などの金融テクノロジー分野で、アジアの中心としてのポジションを築こうとしている。

シンガポールの金融庁(MAS)は7月に、国際的なリアルタイムの小売決済ネットワークの連結度を高めるために、モバイル上でクロスボーダーな決済を可能にするProject Nexusと呼ばれる取り組みを発表した。ただし、シンガポールは金融セクターに対する規制が厳しいことでも知られている。

2010年に設立されたカカオは、カカオトークで有名だが、オンライン銀行やフィンテック事業、デジタルマンガ、配車サービスでも知られている。同社は現在、サムスンやヒュンダイ、SK、LGなどの韓国最大の財閥と肩を並べる規模に成長した。カカオが2018年に設立したGround Xは、ブロックチェーン関連の事業を展開している。

カカオの創業者のキム・ボムスは6月末に、韓国でトップの富豪に浮上し、彼の保有資産は現在132億ドルと試算されている。

編集=上田裕資

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