ピート・ブティジェッジ(左)とチャステイン・ブティジェッジ(Tom Brenner/Getty Images)

バイデン政権で運輸長官を務めるピート・ブティジェッジ(39)は、同性愛者であること公言した初の米国の閣僚として知られている。そのブティジェッジが8月17日、夫のチャステインとともに親になったことを発表し、米国の政界で最も注目されているLGBTQカップルが子供を迎えるというニュースが大きな話題となっている。

ブティジェッジは、「私たちは親になった喜びを共有できて、とても幸せだ」とツイートし、作家や教師として活躍し、彼の2020年の大統領選挙キャンペーンを手伝ったチャステンとともに子供を育てていくと発表した。

ブティジェッジは、二人が代理出産や養子縁組によって子供を授かったかどうかについては言及していないが、チャステンは先月のワシントン・ポストの記事で、2人が1年間にわたり養子縁組を試みていたと語っていた。

「プロセスはまだ終わっていない」とブティジェッジは述べたが、2人は家族の新たなメンバーについて、近々明らかにする予定という。「私たちは人々の愛やサポート、そしてプライバシーの尊重に感謝している」と、彼はコメントした。

ワシントンポストによると、二人は養子縁組を模索していた時期に、産みの親の選択に基づいて、出生前の子供を養子に迎える候補者として登録を行ったが、その際に身元は匿名にしていた模様だという。

チャステンは、二人が何度も養子縁組の成立に近づいたが、その度に不成立に終わり、「怒りと苛立ちと希望が入り混じった奇妙なサイクル」を感じていたと、7月の記事で語っていた。

ブティジェッジは、上院で承認された初の同性愛を公言する閣僚であるだけでなく、運輸長官としても史上最年少だ。彼は、バイデン政権の内閣における「歴史的な初の人物」の一人であり、大統領は、「アメリカらしい多様性」のあるチームを作ることを目指してメンバーを指名したと述べている。

ブティジェッジは、政府で現在のポジションに就く前は、人口約10万人のインディアナ州サウスベンド市の市長を務めており、2020年の大統領選挙にバイデンの対抗馬として出馬し、中西部のミドルクラスの家庭に育った「最も貧しい大統領候補」として注目を集めていた。

編集=上田裕資

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