SIMフリー版が5万1700円
Pixel 5a(5G)はグーグルが2020年10月に発売したPixel 5a(5G)の後継機になる。国内ではグーグルのオンラインストアでSIMフリー版が販売されるほか、通信キャリアはソフトバンクが取り扱う。
グーグルはSIMフリー版についてソフトバンクのほか、NTTドコモ、auが提供するSub-6の5G通信サービスで使えるとしている。筆者が契約しているワイモバイル、ならびに楽天モバイルの5G通信サービスで試したところデータ通信と音声通話が問題なく利用できた。
Pixel 5a(5G)は物理カードとeSIMにより、両方のSIMで電話の受発信ができるデュアルSIMデュアルスタンバイ(DSDS)機能を搭載する。今後海外に出かける機会があれば、現地の格安な通信サービスが併用できて便利だと思う。
本体のカラーバリエーションは「Mostly Black」の1色のみだが、カラフルな4色のシリコンケースが同時に発売される。
左が5a(5G)、右は4a(5G)。本体サイズが少し縦に長くなっている。5a(5G)のボディカラーは少し緑がかったブラック
本体は防水対応。バッテリーは増量長持ち
昨年発売のPixel 4a(5G)からアップデートされたポイントに注目しよう。
ディスプレイは6.34インチのHDR表示に対応する有機EL。Pixel 4a(5G)の6.2インチよりもわずかに大きくなった。本体は縦方向の寸法が156.2ミリあるが、筆者が使っている6.7インチのiPhone 12 Pro Maxに比べるとPixel 5a(5G)は横幅がスリムなので、片手で持ちながらでも操作が少し楽にできる。
左が5a(5G)、右がiPhone 12 Pro Max。Pixelは横幅がスリムなので片手で持ちやすい
Pixel 5a(5G)は筐体に再生アルミニウム素材を使った、継ぎ目のないメタルユニボディデザインとしている。Pixel 4a(5G)はポリカーボネイト素材だった。Pixel 5が採用するメタルユニボディが手触りと堅牢性の面から好評だったことと、今回新製品も対応したIP67準拠の防塵・防水性能が実現できることが変更の理由だ。