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3. 実績から昇給が正当化できない


最新の人事評価が素晴らしいものでなければ、まだ上記2の項目でつまづいている。あなたが昇給の要求に見合う成果を出していなければ、求めるものは得られない。高い成果を出していて、今の給与に見合う水準より大きな貢献をしていることを示す例がある場合は成功の可能性が高まる。

求める給与が得られなければ会社を辞める準備ができていたとしても、主張を通すために退職すると会社を脅さないこと。自分の貢献に焦点を当て、あなたの昇給や昇進がどのように会社にとって最善の選択肢なのかを説明しよう。他の会社の面接を受けて内定をもらっている場合、それは別の交渉に当たる。「他の会社から内定をもらっています」は、昇給を求めるのに適切な理由ではない。

雇い兵のように「最も高い給与を提示する人の下で働く」態度を取れば不信感が生まれ、上司はあなたが退職するのは時間の問題と考えるだろう。あなたの会社がいまだに忠誠心を大事にしている場合、交渉の戦略としてそれを犠牲にしないこと。

4. 勤務時間を増やすと主張する


勤務時間を増やしても、それは昇給や昇進を正当化するものにはならない。大事なのは、こうした時間に何をするかだ。どのようなものが大きな貢献に当たるのかをしっかり考えよう。雇用主が必要とする成果を実現するため、あなたにはどのようなことができるだろう? 燃え尽き症候群になることは、昇給を得る戦略にはなり得ない。



5. 予算を全く理解していない


会社の業績を少しも理解していなければ、当て推量で交渉しているのと同じだ。全体的な求人市場が縮小しているのは確かだが、それはあなたの業界・肩書きに当てはまることだろうか? あなたの会社は昇給のリクエストに応えられる資力やシステムを備えているだろうか? 業績情報を知り、会社の業績を自分のパフォーマンスと比べられるようにするには何ができるだろうか?

昇給を求める前に、求める給与に見合った従業員になる、あるいは求める水準を達成できる人になること。その給与で働いている人の資質や成果を自分も再現できるようにしよう。

自分が求めるものから、自分が現在雇用主のために何を提供しているかに視点を移そう。期待から合意へと視点を移行すること。あなたに昇給を与えることが、どのように上司にとって最善の利益になるのだろうか?

会社にとっての最善の利益を考え働く人になること。これこそ、あなたの報酬とキャリアの成長がある場所だ。自分が受けるにふさわしい給料を得るのに今ほど適した時期はない。ただし、その価値を裏付けるようなビジネスケースを構築すること。

翻訳・編集=出田静

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