初代のシャープなエッジと直線が交差するボディは、俳優に例えれば、映画「荒野の七人」のチャールズ・ブロンソンのような雰囲気と言えるだろう。つまり、ルックスはハンサムではなく、ハードボイルドで筋肉質的な感じがする。一回見たら、一生忘れることはない。
奥が初代LP-500、そして手前がLPI 800-4限定車だ。
新型カウンタックは、それらの衝撃的でレトロな部分を初代から立派に引き継いでいる。フロントからリアに流れるライン、鋭い角度、独特のウェッジシェイプを誇るカウンタックの特徴的なシルエットは、後に登場したランボルギーニの各車種に加え、近代スーパーカーのデザインに革新をもたらした。新カウンタックは、約20年にわたるカウンタックの5つのモデルの特徴的なラインを発展させて凝縮し、「最高に純粋にデザインが仕上がっている」とランボルギーニは言う。つまり、簡単にいうと、LPI 800-4の限定車は、初代カウンタックの画期的な外観を尊重し、そのシルエットから多くのデザインのモチーフを受け継いでいる。
初代の美味しいデザイン特徴を採用しつつ、現代風に解釈するこのLPI 800-4のデザインは素晴らしい。そのシンプルで衝撃的なウェッジシェイプを活用しながら、うまい具合にフロントなどにはレトロな部分を残している。
奥がLP-500で手前がLPI 800-4限定車。デザインコンセプトはそのままに21世紀を思わせる形状に進化している。