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2021.08.16 08:30

14人が新たにリスト入り!「世界のビリオネア」になった日本人

孫 正義

世界のビリオネアリストにランクインした49人を一挙公開。さらに、今年初めてリスト入りを果たした14人の日本人をピックアップ。コロナ禍の中で、業績を伸ばした企業や業種とは。





初リスト入り! 新顔日本人14人


1444 山田進太郎 資産 2420億円

メルカリ代表取締役社長。早稲田大学卒業後、WEBサービスなどを開発するウノウを設立。売却を経て、2013年にオンライン中古品市場「メルカリ」を創業。16年には日本初のユニコーン企業に。 2018年のIPO後に損失が拡大し、株価は大幅に下落するも、20年のコロナ禍で再び上昇。21年2月、上場来高値を記録。

2378 小林一俊 資産 1320億円

化粧品メーカー・コーセーの代表取締役社長。1986年に慶應義塾大学卒業後、コーセーに入社。1995年に常務取締役、2004年に代表取締役副社長に就任。2007年より現職。1946年、祖父・孝三郎氏がコーセーを創業した。兄弟である小林孝雄氏、正典氏とともに、コーセーの経営に携わる。同社の商品はアジア圏に輸出。

2524 中村崇則 資産 1210億円

中小企業向けのクラウドソフトウェア企業 ラクスの創業者兼代表取締役。経費管理ソフト「楽楽精算」が同社の主力製品。神戸大学卒業後、日本電信電話(NTT)入社。2000年にインフォキャストを設立、楽天に売却した。同年11月アイティーブースト(現ラクス)を設立。10年の社名変更を経て、15年にマザーズ上場、21年に東証一部へ。

956 襟川 陽一&恵子 資産 3520億円

40年前にゲーム会社コーエーを夫妻で創業。現在はコーエーテクモホールディングスとして、東京証券取引所に上場している。襟川陽一氏が代表取締役社長、恵子氏が代表取締役会長を務める。 同社の代表作は『戦国無双』シリーズ。2020年は中国で大ヒットしたゲームアプリ『三國志・戦略版』など、オンライン・モバイル分野が売上を伸ばした。

2263 新井隆司 資産 1430億円

1978年、電子機器・家電量販店大手のビックカメラを創業。社長を経て、現在も主要株主として会長を務める。同社は2020年8月期の連結決算で8479億円の売上高を計上した。

2378 小林正典 資産 1320億円

化粧品メーカー・コーセーの常務取締役。2004年にコーセーに入社。17年より現職。担当はマーケティング本部長。1946年、祖父・孝三郎氏がコーセーを創業した。小林一俊氏、孝雄氏は兄弟。
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文=鬼頭佳代(ノオト)

この記事は 「Forbes JAPAN No.083 2021年7月号(2021/5/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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