ビジネス

2021.08.16

14人が新たにリスト入り!「世界のビリオネア」になった日本人

孫 正義


2524 佐々木大輔 資産 1210億円

ソフトウェア開発企業であるfreeeの共同創業者兼CEO。中小企業向けにクラウドベースの会計・人事ソフトウェアを提供している。Googleでアジアの中小企業向けマーケティングチーム統括を経験後、freeeのCTOを務める横路隆氏とともに、2012年にfreeeを設立。コロナ禍でクラウドサービスへの需要が高まり、2020年に株価は急上昇。

1205 大塚裕司 資産 2860億円

2001年よりソフトウェア開発とオフィス用コピー機の販売を行う大塚商会のCEOを務める。1961年に複写機と感光紙を取り扱う販売会社として同社を設立した故・大塚実 氏の息子にあたる。00年、東証一部への上場を果たした。2001年、創業40年のタイミングでの、実の引退に伴いCEOへ就任。20年、同社単体での年間売上高は7,504億円。

2263 和佐見 勝 資産 1430億円

運送・物流会社 丸和運輸機関の創業社長。1974年、15歳で青果商で働き始め、19歳で八百屋を独立開業。順調に商売を進めるも、24歳で店とお金を失う。残った車一台を頼りに、運送業を起業。2014年に東証二部に上場し、2015年には第一部に市場変更。アマゾンなどが顧客で、コロナ禍により物量事業の業績を伸ばす。

2378 元榮太一郎 資産 1320億円

弁護士ドットコム創業者。同社は、「弁護士ドットコム」や電子署名サービス「クラウドサイン」を提供する。慶應義塾大学卒業後、司法試験に合格し、2005年に同社の前身となる会社を設立。14年に上場。16年、参議院議員に初当選。同社CEOを退任し、17年に会長就任。財務大臣政務官就任に伴い、20年に会長を退任。

2141 谷村 格 資産 1540億円

マッキンゼーのコンサルタントを経て、2000年にオンライン医療サービスを提供するエムスリーを創業。代表取締役。21年3月に同社の時価総額が6兆8077億円となり、東証1部上場銘柄で15位。

2378 小林孝雄 資産 1320億円

化粧品メーカー、コーセーの専務取締役。コーセーコスメポート代表取締役。1993年、コーセーに入社。14年より現職。1946年、祖父・孝三郎氏がコーセーを創業。小林一俊氏、正典氏は兄弟。

2524 寺下史郎 資産 1210億円

アイ・アールジャパンホールディングス代表取締役社長・CEO。青山学院大学卒業後、1982年に同社に入社。IRの考えが乏しかった時代から30年以上IR活動の普及に取り組む。2007年に副社長に就任。11年上場。

2674 熊谷正寿 資産 1100億円

GMOインターネット株式会社 代表取締役会長兼社長・グループ代表。1991年、同社の前身を設立した。東証一部に上場。オンライン証券会社や外国為替取引サービス、ゲーム制作、個人情報保護事業などを行っている。電子印鑑GMOサインのアカウント数は14万件の上る。2020年は売上高、営業利益、経常利益が最高業績を達成。

文=鬼頭佳代(ノオト)

この記事は 「Forbes JAPAN No.083 2021年7月号(2021/5/25発売)」に掲載されています。 定期購読はこちら >>

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