Close RECOMMEND

Retail

(c) Athleta

アスレジャーブランドの「アスレタ」は、ウェルビーイングに関連した幅広い情報を女性に提供するプラットフォーム「AthletaWell」をスタートさせた。同社にとっては、顧客との関係を深め、コミュニティを構築するという目的をもつプログラムだ。

アスレタの最高デジタル責任者(CDO)を務めるキム・ウォルドマンは、ウェルビーイングに関連したテーマのなかには、気まずさを感じたり、偏見を伴ったりするものがいまだにあると話す。そうしたテーマについて、専門家からのアドバイスを提供し、状況を改善して社会に広く受け入れられるようにするのがアスレタの狙いだ。

AthletaWellは、アスレタがパフォーマンスブランドからライフスタイルブランドへ進化するうえで欠かせない役割を担っている。また、新規顧客や既存顧客と長く続く関係を構築していくことを目指した、親会社ギャップの経営戦略「パワープラン」のカギでもある。ギャップは2021年7月、傘下に置くギャップ、バナナ・リパブリック、アスレタ、オールドネイビーの4ブランド共通の総合ロイヤルティ・プログラムも開始した。

グループの中で圧倒的に好調


アスレタの売上は、2020年に10億ドルに上った。23年には20億ドルを目標にしている。好調なのは、パンデミックにより着心地のいい衣類の需要が拡大したことの恩恵による。

アスレタの2021年6月来店者数は、2019年比で8.5%増加し、ギャップ傘下ブランドでは同月で最高となった。同じ時期に、ギャップの来店者数は22%減少したほか、バナナ・リパブリックはおよそ20%、オールドネイビーは4.2%のマイナスだった。


Getty Images

ウォルドマンCDOは、アスレタがギャップの総合ロイヤルティ・プログラムに参加することに関して「大きく期待している」と述べる。

「総合ロイヤルティ・プログラムでは、素晴らしい購入特典を提供している。また、AthletaWellでは、商品の先行発売やイベントの実施に加え、心理的なつながりを生み、長期にわたるロイヤルティを育んでいく」

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

PICK UP

あなたにおすすめ