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Costi Trandafir / Getty Images

暗号資産(仮想通貨)分野でイーサリアムの競合として注目のカルダノのADAトークンの価格は8月11日、2カ月ぶりの高値に急上昇した。カルダノの創始者はその前日、スマートコントラクト機能の実装をアナウンスしていた。

コインベースのデータで、時価総額が第5位の暗号通貨であるADAの価格は、11日の午前6時(米国東部時間)までの24時間に14.5%上昇して1.78ドルをつけ、6月の第1週以来の高値水準となった。

その前日、カルダノの創始者で、イーサリアムの共同創設メンバーでもあるチャールズ・ホスキンソンは、ライブストリームを通じて、カルダノへのスマートコントラクトの実装スケジュールを13日に明らかにすると発表した。

「我々は、Alonzo(アロンゾ)のハードフォークの実施日の発表を予定している。カルダノで、スマートコントラクトを走らせることが可能になる」と、ホスキンソンは述べた。ハードフォークは、9月に予定されている「カルダノサミット」の前に実施されるという。

スマートコントラクトとは、人の手を介さずに契約内容を自動で実行してくれる仕組みのことで、NFTやゲーム、DeFi(分散型金融)などの様々なプロジェクトで利用され、イーサリアムやBinance Chain、Algorandなどの多機能型ブロックチェーンの成長に拍車をかけている。

カルダノのエンジニアや学者からなるチームは、従来のブロックチェーンのスケーラビリティなどの問題の解決につながる基盤技術について、100以上の科学論文を発表し、競合と差別化を図ろうとしている。

しかし、スマートコントラクトなどの重要な機能の実装が遅れていることは、カルダノにとって悩みの種だった。今回の新機能の追加で、カルダノはようやく同業他社と対等に渡り合えるようになるかもしれない。

編集=上田裕資

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