30種類以上のスマホ監視機能
Spyierを使えば、メールや保存された各種コンテンツ、通話、ブラウザの閲覧履歴、位置情報、それにソーシャルメディアのアプリまで監視できる。合計30種類以上の機能があるので、今挙げたのはごく一部にすぎない。
かかってきた通話やかけた通話に関しては、監視者側のダッシュボードにて、その日時などをタイムスタンプを通じて正確に把握できる。
メールの監視ウェアとして、遠隔操作で情報にアクセスすることもできる。相手がメールをよく送るタイプなら、この手の情報は有益だろう。
また、デバイスでのキー操作をすべて記録するキーロギング機能もある。パスワードをはじめ、相手が入力した情報を読み取ることができるのだ。
加えて、ブラウザの閲覧履歴も確認可能。ネットで何を検索しているか把握できるし、アクセスしたサイトも調べることもできる。相手のアンドロイドスマホの正確な位置情報や、過去に訪れた場所も把握可能だ。ジオフェンシング機能を使って制限領域を設定しておけば、相手がその領域に入ったときに警告メールが届く。
最初に述べたように、これらの機能を利用するにあたり、スマホのroot化は不要だ。Spyierではほかにも、SIMカードの詳細や撮影した写真・動画、カレンダーやメモ帳の記録、WhatsAppやInstagramといったインンストール済みの各種アプリを監視できる。
Spyierでスマホを監視するための4ステップ
Spyierを利用するためには、まず、以下の3つの環境を整える必要がある。
・安定したネット接続を確保すること
・アンドロイドのバージョンは4.0以上(※iPhone版はiOS7以上)
・有効なメールアドレスを用意すること
準備が整ったら、次の4つのステップでSpyierを起動させることができる。
ステップ1:Spyierのオフィシャルサイトにアクセスし、メールアドレスとパスワードを登録して無料アカウントを取得。次に、アンドロイドのロボット型のロゴを選択し、月額ライセンスを購入。
ステップ2:メールでダウンロード用リンクと確認情報、決済情報を受信する。
ステップ3:送られてきたリンクを使って、相手のスマホにSpyierをインストールする。相手のスマホに直接触れるのはこの1回だけ。「アプリケーションを隠す」というオプションを選択し、ステルスモードにするのを忘れないこと。その後はインストールを完了させ、遠隔で自分のアカウントにログインする。
ステップ4:自分のアカウントに戻って、必要な情報を網羅したダッシュボードを確認する。
ここまで、root化不要のSpyierでアンドロイドスマホを監視する方法を紹介してきた。
Spyierのメリットは、root化が不要なことや30種類以上という多機能性、ステレスモードで使用できることだけに留まらない。手頃な価格やバッテリー消費の少なさ、インストールの手軽さ、監視者以外からのアクセスが不可能なことなども、その魅力の一部である。したがって、全世界190カ国で数百万人が使っているのも納得である。
(この記事は、英国のテクノロジー特化メディア「Wonderfulengineering.com」から転載したものです)