利用者の大半は、自分の連絡先リストに載っている人とのみファイルを共有するが、不特定多数の人へ一斉にファイルを共有する実用的で正当な場面も時にはある。例えばカンファレンスの講演者は、知り合いではない多数の人にエアドロップを介してPDFを配布することがある。あるいは会社のオーナーが、従業員会議で全員とエアドロップを通してファイルを共有するという使い方もあるだろう。
だが一方で若者たちは以前から、大勢の人と画像をシェアするためにエアドロップを利用してきた。その多くは、いたずら目的だ。
ユナイテッド航空の広報担当者は記者らに対し、問題の便が「機内の乗客が関与した安全上の問題のため遅延した」ことを認めた。原因となった少年には再搭乗の許可は下りなかった。