仕事を辞める前にすべき5つのこと

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3. 達成事項を記録する

日々の仕事に忙殺され、多くの輝かしい功績を記録していないことに数年後になって初めて気づく人は私の顧客の中にも多い。気付いた時点では、全ての達成事項を思い出すのは容易ではないだろう。

1年を通し、仕事での成功を記録するよう努めよう。記録できることには、達成した財務目標やコスト削減、同僚や上司からの良いフィードバック、複雑な状況を解決したこと、受けた表彰や資格、受講したコースなどがある。謙遜し過ぎず、全てを記録すること。記録する価値がないほど小さなものなどない。

4. 推薦を依頼する

推薦は、どのような求職活動にも欠かせない。ただし、推薦を求めるべきなのは今にも会社を辞めようとしているときではなく、仕事を辞める前だ。特にリンクトインを活用すること。あなたの仕事をよく理解し、その能力を賢くアピールできる人に打診するのが理想だ。

リンクトインのつながり申請のメッセージは、初期設定では一般的なものになっている。最も好意的な答えを得るにはそれを自分に合わせて変えること。また、申請と申請の間には時間を置き、多くの人に一度にリクエストを送信し過ぎないようにすること。

5. 円満退社をする

キャリア情報サイト「ザ・ミューズ(The Muse)」でシニアエディターを務めるスターブ・ジブは「どのように退社するかは、あなたのその後の印象に大きな影響を与える。最後に良い印象を残すこと」と述べている。

可能であれば、退職の計画は早めのタイミングで立て始めるべきだ。そうすれば、どのように退職したいかを決める余裕が持てる。

また、次にどのような計画があるのかについての質問に対する答えを準備しておくこと。上司から昇給や昇進が提示された場合、これがあれば会社に残ると思えるものが何かを(そうしたものがある場合は)考えておくこと。

今こそ変化を起こすべきだと決めたら、自分と家族にとって最善の行動を取るのをためらわないこと。仕事を辞めることが最善の決断になるかもしれない。

履歴書作成サービス企業レジュメビルダー・ドットコム(ResumeBuilder.com)のキャリアエキスパート、ステーシー・ハラーは次のように述べている。

「多くの人がキャリアを変え、その求人が出て他の人の転職も可能になっているため、新型コロナウイルス感染症の流行によりキャリア変革がより簡単にできるようになった。意義ある転職を遂げる機会がある今こそ、次のキャリアのステップについて慎重に考えるべきときだ。就職活動の古い法則の多くは消え去り、キャリアを再発進するのに今ほど良い時期はこれまでなかった」

翻訳・編集=出田静

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