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世界的人気のAR(拡張現実)ゲーム「ポケモンGO」は、新型コロナウイルスのパンデミックを受けて、昨年から、プレイヤーがポケストップやジムにアクセスできる距離を、従来の半径40メートルから半径80メートルへと2倍に伸ばしていた。

この措置によって、ユーザーが社会的な距離を保ちながら外でプレイすることが容易になり、車いすを使用している人々にとっても、ゲームへのアクセスが従来より広がっていた。

しかし、ポケモンGOの運営元のナイアンティックは、ワクチンの接種が進んだことを理由に、アメリカとニュージーランドにおいてこの設定を廃止した。これを受けて、一部のユーザーがナイアンティックに対して抗議の声をあげている。

8月5日、「REVERSAL」というアカウント名のユーザーが、ナイアンティックに対しこの措置を撤回を求める声明を、ツイッターに投稿し、それに賛同する人々たちの間で広くシェアされている。

プレイヤーたちは声明で、アクセス距離の拡大によって、移動手段が限られている人でもゲームを楽しめるようになっていたと述べている。また、自閉症や感覚障害を持つ人、一人で遠くまで出かけられない幼い子どもたちにも、この設定はメリットをもたらすものだったと述べている。

彼らの「#HearUsNiantic」というハッシュタグは、5日の午後遅くまでに約6万3000回ツイートされた。プレイヤーたちは、ナイアンティックに対し、9日までに回答するよう求めている。

ポケモンGOのレベル40のプレイヤーで、人気のユーチューバーでもあるREVERSALは、今回の措置が、「ポケモンGOコミュニティに対する平手打ちに他ならない」と述べ、「早急に変更がなされないのであれば、私はこのゲームを辞める」と主張している。

調査企業Sensor Towerによると、2016年に始動したポケモンGOの累計ダウンロード数は、6億3200万回以上に達し、売上は50億ドル(約5500億円)を突破している。このゲームは、アプリ内課金を主な収益源としているが、スターバックスなどの実店舗に顧客を誘導することからも収入を得ている。

編集=上田裕資

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