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「Madewell Forever」の最終的な目標は、2023年までに100万本のデニムを回収することだ。これは、同社が過去6年間かけてデニムの下取りプログラムを通して集めた数であり、ハーシュフィールドは「野心的な目標」と見ている。

より持続可能性の高いファッションへの需要が増え続ける中、今回のプログラムが開始されたタイミングは好ましい。平均的な米国人は、年間約32キログラムの服・繊維製品を捨てている。この多くは、ファストファッションのカテゴリーに該当する。

ファストファッションは手頃な選択肢だが、一方で環境に対する代償は他と比べてはるかに高い。

環境に優しいライフスタイルの専門家アシュリー・パイパーは「ファストファッションの登場により、私たちは20年前の倍の量の服を捨てている」と言い、ゴミを減らしたり中古服を買ったり、量を減らして良質なものを買うようにしたり、既に持っているもので間に合わせたりと、消費者が購入習慣を変えることは可能であり、そうすべきだと提案している。

しかしパイパーは、基本的に義務を担うべきなのは製造企業だと考えている。メイドウェルやその他一部のファッションブランドは、ファッション業界が与える悪影響を相殺するため進歩を遂げている。

サステナブルなアパレル企業には、責任ある循環型事業に力を入れるファリティ(Faherty)がある。同社は布地の端切れを全て、業界の衣類リサイクルプログラム「ファブスクラップ(FABSCRAP)」に寄付している。

持続可能なブランドの大半は、環境に優しく耐久性のある素材を使うことで、商品の質に重きを置いている。これはスタート地点としては素晴らしいものだが、そこで歩みを止めてはならない。

メイドウェルのプログラムは、ファッション販売業者が中古品の二次市場を創出しつつ商品の廃棄を防ぐには何ができるかを示す素晴らしい良い例だ。

翻訳・編集=出田静

サステナブルZ世代

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