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I cover the work and wealth of Europe's richest.

ベルナール・アルノー(Vincent Isore/IP3/Getty Images)

コロナ禍を受けて各国が講じていた規制措置の緩和が進む中、ルイ・ヴィトンやジバンシィ、クリスチャン・ディオールをはじめ数々の高級ブランドを傘下に持つ仏LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンが、業績を急回復させている。

LVMHは7月26日、2021年上期の売上高がおよそ339億ドル(約3兆7300億円)となり、前年比で56%増加したことを明らかにした。業績の回復を主にけん引したのは、ファッション&レザーグッズ部門。売上高は約163億ドルで、前年同期の94億ドルから大幅に増加した。

欧州ではパンデミックで受けた影響から緩やかなペースで回復が進む一方、米国・アジア地域では年初から、売上高が急増したという。LVMHのベルナール・アルノー会長兼最高経営責任者(CEO)は「素晴らしい半期となった」として、同日の発表文で次のように述べている。

「パンデミックが続いた間、世界的な危機の中にあってもイノベーションと投資を続けてきたことが、成果を上げた」

また、2020年11月におよそ158億ドルで米ティファニーを買収したことについても、その効果を誇らしげに語っている。

コロナ禍で資産を増やしたアルノーは今年5月下旬、資産が1863億ドルに膨れ上がり、一時はアマゾン創業者のジェフ・ベゾスを追い抜き、「世界一の富豪」となった。2020年3月に約760億ドルだったアルノーの資産は、現在およそ1920億ドルとなっている(ベゾスの資産は、7月27日の時点でおよそ2110億ドル)。 

「オフホワイト」を買収


LVMHは先ごろ、デザイナーのヴァージル・アブローが率いるブランド、オフホワイト(Off-White)の株式のうち60%を取得したと発表した(取得額は非公表)。LVMHを担当るアナリストらはこれについて、「今後10年のアルノーのビジネスプランを示唆するものだ」と指摘している。

欧州の高級ブランド部門を担当する米金融サービス会社ジェフリーズのアナリスト、フラヴィオ・セレダは、パンデミック後におけるLVMHの戦略は高級品、そしてファッション部門から得られる利益をできる限り増やすことであり、そのための主な戦略は「買収だ」と述べている。

編集=木内涼子

lvmh

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