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2021.08.01 10:00

エディー・バウアー、自社商品のレンタルサービスを開始


レンタル商品として特に人気なのは、リュックサック「ストアウエイ・パッカブル30L」で、1日あたりのレンタル料は2ドルだが、購入すると40ドルだ。「カーボン・リバー 6テント」は、レンタルすると1日20ドルで、購入すると199ドルだ。

レンタル可能なアパレルでは、ウィメンズの「チャーリー ジャケット」が1日のレンタル料9ドルで、購入した場合は179ドル。メンズでは、「マウンテンオプス ブーツ」が、レンタルすると1日9.5ドル、購入すると190ドルとなっている。

エディー・バウアーのレンタルサービスは、顧客が指定する米本土の住所ならどこでも商品を配送してくれる。送り先は、自宅やホテルのほか、全米に1万カ所以上あるフェデックス直営所か取扱所も可能だ。

レンタルした商品を使い終わったら、受け取り時に同封されていた返送用ラベルと共に近くのフェデックス営業所などに持ち込めば、無料で返送できる。

利用客は、早めに無料予約すれば、お手頃価格で商品を確保できる。予約日10日前までならキャンセルや変更も可能で、支払いのために登録したクレジットカードは、予約日の10日前までは決済処理が行われない。ただし、レンタル日数が10日間に満たない場合は、すぐに決済処理される。

レンタルサービスが幅広い業種でますます人気を集めるなかで、エディー・バウアーは、サーキュラー・コマースの一翼を担い、より持続可能なブランドになるという目標に向かって意欲的に取り組んでいる。また、エディー・バウアー・ギア・レンタルとアライブ・アウトドアーズのレンタル事業を通して、商品ライフサイクルを延ばし、サステナブルなビジネスモデルをサポートすることが可能になるという。

「私たちは、多種多様なアウトドア活動に対して選択肢を提供したいと望んできた」と、エリオットは語った。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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