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2021.07.31 09:00

スタートアップの人材採用 重視すべき点は|GO 三浦崇宏 #4


チャレンジのハードルは下がっている


──三浦さんは個人としても様々なメディアに出演され、会社のプレゼンス向上に努められている印象です。起業家が情報発信する上でのアドバイスがあればお聞かせください。

メディアに出るときは視聴者が何を求めているか、どういう立ち居振る舞いが正解かということを深く考えて発信するようにしています。

いつも帽子を外さないしTシャツ短パン姿ということもあり、尖ったキャラクターだと思われがちですが(笑)、実際に言ってることは割と普通のことだったり、常識や正論に近いことばかりだったりします。

メディアはあくまで媒介です。目先のメディア的な正解ではなく、メディアの向こう側にいる視聴者にとっての本当の正解が何なのかを考え、発信することが大切なのかなと思います。

──ありがとうございます。では最後に、読者である若手起業家、起業家予備軍のみなさんにメッセージをお願いいたします。

起業するというのは並々ならぬ覚悟を持って、不退転の決意で、力尽きて矢が折れても、歯が欠けても、体が立たなくなっても、最後まで諦めず地獄の果てまで食らいついて成果を出すという覚悟でやれ。

という時代もあったと思うんですけれど(笑)。

今はすごく投資環境や支援してくださる方々もたくさんいらっしゃって、ある意味でチャレンジのハードルが下がってると思います。

世の中全体で選択肢を選べるということはすごく幸福なことだと思います。

起業するのも起業しないのもいいし、起業するんだったら色んなやり方があると思うんですけれども、その選べる自由を思いっきり楽しんで、豊かな選択肢の中で自分の本当に信じられる道を歩んでいってください。

何かブランディングやPRマーケティングで困ることがあったら我々GOとして、ブレイクスルーをサポートしていければと思うので、何かあったら気軽に声をかけてください。

一緒に良い面白い令和の時代作りましょう。


三浦崇宏(みうらたかひろ)◎The Breakthrough Company GO 代表取締役 PR/CreativeDirector。2007年博報堂入社、マーケティング・PR・クリエイティブの3領域を経験、TBWA \HAKUHODOを経て2017年独立。「表現をつくるのではなく、現象を起こすのが仕事」が信条。Cannes Lions、PRアワードグランプリ、ACC TOKYO CREATIVITY AWORDS グランプリ/総務大臣賞など受賞多数。著書『言語化力(言葉にできれば人生は変わる)』(SBクリエイティブ)がAmazonのビジネス書ランキングで1位に。近著に『人脈なんてクソだ(変化の時代の生存戦略)』(ダイヤモンド社)。東京大学、早稲田大学、筑波大学などで講師実績あり。

文=伊藤紀行 提供元=DIMENSION NOTE by DIMENSION, Inc. 編集=露原直人

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