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2021.07.27

【7月第4週資金調達まとめ】AIによる教育プログラムのatama plus総額51億円調達


アイスリーデザイン


調達額:2億円
調達先:DG Daiwa Ventures / みずほキャピタル
備考:シリーズAラウンド

UI/UX改善クラウドサービス「flamingo」等を運営する企業。

「flamingo」は、既存のウェブシステムにタグを挿入する重厚長大になっているウェブシステムのプレゼンテーションエリアを刷新することができるクラウドサービスだ。

ウェブサイトをスマートフォン向けに最適化するだけでなく、既存のウェブサイトのUI改修、機能改修、SEO対策とウェブシステムのモダナイゼーションといった用途で大手EC、金融機関他に広く活用されている。

同サービスにより、システムのモダナイゼーションとUI改善、ABテスト、グロース対応までのPDCAサイクル高速化を実現できる。

2021年7月には、DG Daiwa Ventures、みずほキャピタルから、シリーズAラウンドで第三者割当増資により、総額約2億円の資金調達を実施。

今回調達した資金は、開発中の次世代のノーコード開発プラットフォーム(SaaS事業)への投資、DX支援フレームワーク強化のための投資及び上記に伴う採用の強化に充当される予定だ。

ドクターメイト


調達額:1億8000万円
調達先:みずほ銀行 / グローバル・ブレイン / 商工組合中央金庫
備考:グローバル・ブレインは農林中金イノベーション投資事業有限責任組合から出資 / みずほ銀行と商工組合中央金庫は融資

介護施設の医療相談チャットサービス「ドクターメイト」を運営するスタートアップ。

「ドクターメイト」は介護施設の高齢者の症状について、チャットや写真、動画を送って、現役医師から手軽にアドバイスを受けられるサービス。現在、全国150もの介護施設で導入が進んでいる。

また、介護施設の看護師に代わって同社の看護師が夜間オンコールの対応を行う「夜間オンコール代行サービス」も手掛けている。

同社はちばビジコン2019のちば起業家大賞など3つの賞を受賞している。

2021年7月には、グローバル・ブレインを引受先とした第三者割当増資や、みずほ銀行と商工組合中央金庫からのデットファイナンスによる資金調達を実施した。

本調達により、新規領域の拡大や医療介護DXのための新規プロダクト開発、開発エンジニアメンバーの採用を強化していく。

スペースエンジン


調達額:1億8000万円
調達先:Susquehanna International Group(リード) / Gaurav Gupta / STRIVE / グロービス / Coral Capital / ANOBAKA / Plug and Play Japan
備考:プレシリーズA / Susquehanna International GroupはSIG JAPAN FUNDから出資 / グロービスはG-STARTUPから出資

卸・仕入れサービス「orosy」を運営するスタートアップ。

「orosy」は、“店頭で商品を販売したいメーカー・ブランド”と“新しい商品の販売を希望する店舗”をつなぐ卸・仕入れのマーケットプレイスサービスだ。

サプライヤーは、自身で店舗やポップアップショップを構えることなく、同サービスを利用して、商業施設内の店舗・書店・映画館・スポーツジム・カフェ・美容院など、あらゆるジャンルの店舗に初期費用0円で販路を拡大できるようになる。

店舗は、何百ものユニークなアイテムを発見し、リスクなく販売できるようになる。

2021年7月には、SIG Japan Fundをリードインベスターとして、Light Street CapitalパートナーGaurav Gupta氏、STRIVE、G-STARTUP、他3社を引受先とした第三者割当増資を実施。

本調達により、同社の事業成長の核であるテクノロジー強化に向けたエンジニア採用、サービス認知拡大のためのマーケティングへの積極的活用を行っていく方針。

文=STARTUP DB

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