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DevOps(デブオプス)とは、「開発(development)と「運用(operations)」を掛け合わせた言葉で、開発担当部署と運用担当部署が連携することを意味する。この2つの部署はもともと切り離されており、それが原因でしばしば問題が生じていた。たとえば、ソフトウェアがリリースされるまで、あるいは効果的なテストが実施されるまでに、余分に時間がかかることがあった。

「メインフレームとクラウド、そしてそのあいだにもろもろのアプリケーションやサービスが存在する多くの大企業にとっては、複雑な仕組みと入り組んだ相互依存関係が事業進展の足を引っ張ることがある」と説明するのは、BMCソフトウェアでシニアバイスプレジデント兼デジタルサービスおよび運用管理担当のゼネラルマネージャーを務めるマーガレット・リーだ。「そのせいで不透明感が生じたり、予期せぬ事態が起きたり、場合によっては意図せぬ結末を招いたりする」

では、DevOpsはどう役立つのだろうか。何よりも大事なのは、協力態勢を強化し、アジリティ(機敏性)を重視することだ。

「開発者は、実装と生産管理に貢献している。ただコードを作成して、それを運用部署に丸投げしているのではない」と、ソフトウェア企業カウチベース(Couchbase)のテクニカルマーケティングマネージャー、マット・グローブズは話す。「DevOpsとは、開発者と運用者の壁を取り払うことだ」

DevOpsの事例


DevOpsがもつ改革力を理解してもらうために、リバティ・ミューチュアル・インシュアランスを例に挙げよう。同社は、フォーチュン500で71位にランクインする、世界第6位の損害保険会社だ。ところが、同社のITインフラは複雑で、レガシーシステムが多く残っていた。そこで同社は5年前、5000人を超える技術系社員を対象に、DevOpsへの移行に向けて動き出した。

リバティ・ミューチュアルのDevOpsプラットフォーム担当シニアディレクター、ジャスティン・ストーンは、「DevOpsが実現されたことで、当社のチームはいまや200倍の速さでコードを実装するようになった。その結果、安定感が生まれ、以前より多くの試みに着手できるようになったほか、新製品や機能のリリースに要する時間が大幅に短縮された」と話す。

翻訳=遠藤康子/ガリレオ

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