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起業家たちの「頭の中」

GO 代表取締役 三浦崇宏(提供:DIMENSION NOTE)

広告の枠を超え、さまざまなクリエイティブで世間の注目を浴び続けている The Breakthrough Company GO。2020年にはベンチャーキャピタル事業「The Breakthrough Partners GO FUND」(GO FUND)も設立し、その事業領域を急拡大させている。今回はPRのスペシャリストでありクリエイティブディレクターでもある代表取締役 三浦崇宏(みうらたかひろ)氏に、起業家としての素養、事業拡大の秘訣などについて、DIMENSIONの伊藤紀行が聞いた(全4話中1話)

「欲望」と「モラル」のバランスをとる


──三浦さんが考える、「起業家にとって重要な素養」を3つ挙げるとすると何でしょうか?

まず最初の起点になるのは「欲望」です。

「世の中を良くしたい」でも「お金儲けしたい」「有名になりたい」でもなんでもいい。起業家には予測不可能な出来事が沢山起こるので、それを乗り越えるだけのエネルギー源となる強い「欲望」がまずは必要です。

2つめは「欲望」を良い方向に導くための「モラル」です。

起業家として世に出てる人って、一歩間違えたら詐欺師だと思うんですよ(笑)。起点となる「欲望」には良い欲望も、悪い欲望もありますからね。

これを間違ってない方向に導くための「モラル」、言い換えるとバランス感覚や、自己を律する感覚が非常に重要で、「欲望」と「モラル」は表裏一体の素養なのです。

「モラル」が先行して「欲望」が後からついてくることは無いので、まずは先に「欲望」があった上で、それを制御するための「モラル」を身につけるべきだと思っています。

最後の3つめは「人を好きになる力」です。

よく言われるのは逆の「人に好かれる力」ですよね。偉大な経営者には、たしかに人に好かれる「人たらし」な人が多いとは思います。しかしこれは外部から見たときの評価であって、本質は違う。

まずはじめに「人を好きになる力」があって、周りの人を愛し、周りの人に何か提供しようと日々しているからこそ、結果的に「人に好かれる」のだと思うのです。

「人に好かれる」のはコントロールできませんが、「人を好きになる」のは自分次第。なので「人を好きになる力」がある起業家は、結果的に仲間から好かれ、チームを導くことができると思います。

まとめると、まずはなんらかの「欲望」から始まり、その欲望がダークサイドに堕ちないための「モラル」、そして「人を好きになる力」。この3つが私が思う起業家にとって重要な素養です。

「自分探しの檻」に閉じ込められていないか?


──いま挙げられた3つの素養を身につけられた原体験があればお聞かせください。

私は特に原体験といったものが無いですね。みんな原体験を求めたがるんですけど、別に無くても良いと思うんです。色んな起業家が原体験の話をすると思うのですが、それも多くの場合は後付けだと思うんですよね。

文=伊藤紀行 提供元=DIMENSION NOTE by DIMENSION, Inc. 編集=露原直人

起業家
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